大規模な河床掘削の工事が終わって3ヶ月。河川敷の一部は浅いワンドになりました。これまでの工法とことなり、今回の工事は岸辺から川中まで緩やかな傾斜を付けて、砂泥がなだらかに流れにつながる工法を取っています。ワンドの形成や生き物が住みやすい河川工事を訴えてきた私たちの要求が少しは入れられているのかもしれません。
河川道路からワンドに降りる斜面には、トウゴマが生えていました。この1ヶ月ほどの間にみるみる成長して、花を咲かせています。これは雌花。
その拡大です。
これは雄花。雌花の下に咲いています。
雌花と雄花のつぼみ状態です。トウゴマの実を絞った油がヒマシ油で、潤滑油や瀉下剤として利用されていました。実にはリシニンというアルカロイドが含まれていて、猛毒です。
浅瀬にはカヤツリグサが群生しています。これはクグガヤツリ。
オオシロガヤツリ。
シロガヤツリ。
ヒナガヤツリ。
アオテンツキ。
ホシクサの仲間。
おそらくは、あるいは、願わくは、ヒナアオガヤツリ。
ヒメクグ。
タマガヤツリ。
メリケンガヤツリ。
テンツキの仲間。
ホソバヒメミソハギ。
再びアオテンツキ。
ノゲイトウに来ていた、ツメクサガ。昼行性の蛾です。
2023-10-02