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2020年4月23日木曜日

ツマキチョウ(メス)

ツマキチョウのメスを確認しました。というか、双眼鏡と望遠レンズで眺めたという方が正確でしょう。天候を見計らって午後半ばに公園に出かけ、サルスベリの高い枝に止まったツマキチョウを見上げました。距離は5メートルほどあったでしょうか。少々の風が吹いても飛び立つ気配はなく、風見鶏のように止まったままです。羽裏の網目模様は、枝に止まると枯れ葉としか見えません。

そのほかヤマトシリアゲ、モンカゲロウなどを観察しました。いよいよ虫たちが、漢字そのもののように、蠢いています。

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ツマキチョウのメスです。曇天の夕刻で気温が下がり、夜を個々で過ごすことに決めたようです。

ヤマトシリアゲ。春型は黒い色をしています。秋型は飴色で、ベッコウシリアゲとも呼ばれます。これはオス。メスは腹部が太く、尾部のサソリのような反り返りがありません。


モンカゲロウ。これは亜成虫です。陽炎の仲間は亜成虫の形で水中から飛び立ち、草木に止まって最後の脱皮をして成虫になります。

アラカシの花です。垂れているのが尾花。

赤く丸い突起のようなものが雌花です。

拡大したところ。二股に分かれた柱頭は堅果にも残ります。

銀杏の尾花。

ナラガシワの花です。垂れているのは尾花。

これが雌花です。

ウバメガシワの花。

垂れているのが尾花で...

葉の間から覗いているのが、雌花です。

マコモが芽生えてきました。

こちらはキショウブ。美しい花を咲かせますが、日本の侵略的外来種ワースト100 指定種に指定されています。在来のアヤメ属との交雑が懸念されるということです。残念ですね。


2020.04.20.撮影
2020.04.20.記述


池端で

買い物の帰りに遠回りをして池端の野鳥を見てきました。折からの寒波でこの冬一番の冷え込み。横殴りの風が吹く中の観察です。人の出がないので、日頃は隠れていがちな野鳥の姿を認めることができました。 ヒクイナです。 タシギです。 クイナです。 晴れ間に突然カワウの一群が飛び立ったと思った...