ホンゴウソウです。
これは調べるとチリイソウロウグモの卵嚢のようです。親グモの姿はありませんでした。
トゲグモです。これも多くて6匹ほど見ました。ほっぺのふくれた女の子の顔という人もいます。クモの頭は下になります。
これは1匹だけいたマネキグモ。松の木の枝にいました。
充実した観察になりました。
2025-08-31
よく知った方に大まかな場所を聞いて、ホンゴウソウを探しに行きました。『京都府レッドデータブック2015』では絶滅寸前種となっています。ホンゴウソウは、ギンリョウソウなどと同じく腐生植物の一種で、葉緑素を全く持たず、植物の遺骸などから養分を取って育ちます。ただ、こちらは極小の植物です
事前に場所を聞いていたのですが、全く見たことのないものを探すのは、大変難しいということは、実際に探し始めてよくわかりました。ましてや薄暗がりの林縁で、雨もぱらつく午後遅く。ヤブ蚊の猛攻もありました。教えていただいた方に2度お電話して手がかりを頂き、ようやく発見した頃にはヤブ蚊にかなり献血した後でした。
見つからないのも無理はありません。茎の直径0.5ミリ程、高さは3~4センチ程の、地面に溶け込みそうな赤紫色の植物でした。「這いつくばらないと見えませんよ」というアドバイスはまさにその通りでした。
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このような植物がいったいどのようして進化の果てにできたのか。生きものの多様性に感動しきりでした。
2021-08-23 撮影
京北の樹木植物に詳しい方に案内していただいて、ホンゴウソウを探しに行きました。昨年枯れたものを見つけられたとか。目的の場所に行くと、Bingo!約20株ほどが集まって、周囲にもまばらに生えていました。ヒノキ林の林床です。そこから冬虫夏草探索に切り替え、ムシヒキアブのアナモルフ、ガ...