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2020年10月11日日曜日

チョウゲンボウと遊ぶカラス

 風の比較的強い朝でした。ゆっくりしていると、知人から電話です。「お宅のマンションの上でミサゴとカラスがバトルしてるよ!」と。急いで家を出て見上げると、ミサゴではなくチョウゲンボウがカラス8羽に追いかけられています。しかし、じっくり観察すると、小回りのきくチョウゲンボウは、おおざっぱな動きのカラスをあしらい、いなし、適当に「遊んであげている」という感じです。折からの北風を利用して、双方ともに風に向かってホバリングしたかと思うと、風に乗って急上昇や急降下を楽しんでいるようです。

しばらくするとチョウゲンボウはカラスを後にして飛び去りました。その後、カラスたちはこの風を利用して避雷針を相手に遊び始めます。カラスたちの遊びは、避雷針の上をホバリングしながら、避雷針の先端のとがった場所に止まるか、触れるかして、また飛び上がる、という遊びです。風の吹き方によって流され戻され、右に左に振れるのを楽しんでいるようです。

遊びを知るというのは生物のかなり高度な知性の発現です。カラスはその高い知性で知られていますが、チョウゲンボウもそれに負けない知性を持っているのかもしれません。

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カメラを持ち出せたのは、さんざん遊んでチョウゲンボウがカラスから離れていく頃でした。この直後向きを変えて去って行きました。



チョウゲンボウが去った後にカラスたちが始めた遊びです。避雷針の上でタッチアンドゴーを順番に繰り返します。多いときは8羽でこれをやっていました。




2020.10.05.撮影
2020.10.10.記述



池端で

買い物の帰りに遠回りをして池端の野鳥を見てきました。折からの寒波でこの冬一番の冷え込み。横殴りの風が吹く中の観察です。人の出がないので、日頃は隠れていがちな野鳥の姿を認めることができました。 ヒクイナです。 タシギです。 クイナです。 晴れ間に突然カワウの一群が飛び立ったと思った...