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2020年7月29日水曜日

長い梅雨の合間に

Biking along the Katsura

今年の梅雨は長く、雨量も平年を相当上回っていますが、京都地方では極度な集中豪雨に見舞われることなく、桂川の増水も増えては減り、また増えては減りという風で、ニュースになるほどではありません。しかしながら地球温暖化の時代には、このような気象現象は毎年覚悟しなければならないのでしょうね。この後に秋の台風シーズンと秋雨の季節が控えています。

さて、長い梅雨の、雨の間を見つけての散策です。

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アオギリの実はいかにも鳳凰の爪のように見えてきました。膨らみが力強さを感じさせます。


これはヌルデの花。まだ開花していないようです。


ジャコウアゲハが、わずかに咲いているダキバアレチハナガサに群がっていました。この地点から30 m程の所にウマノスズクサの群落があり、そこで羽化した、今年3化目のチョウたちです。今は咲いている花が少ないので、必死に蜜を探しています。

羽化して間もないと思われる個体もいます。

メキシコマンネングサ。花が終わり、つややかな葉を伸ばしています。



気がつくと、ブタクサの花序が伸びてきていました。アレルギーの方には恨みの花です。

2020.07.27.撮影
2020.07.28.記述


2020年3月17日火曜日

桂川沿いに:冬の終わり

今日「寒の戻り」ということで最低気温が五度を下回る風の強い日です。雨模様でもありますが、晴れ間は気持ちが良いので、自転車で桂川の河川敷を走りました。木々はまだ冬の装いですが、シダレヤナギの花が咲き、ネズミムギなどの単子葉植物はつややかな葉を伸ばし、ナヨクサフジなどもいつの間にか葉を広げ、巻きひげで周囲の植物に絡みつつ伸び上がっています。人間界はコロナウイルス騒ぎで様々な動きが停滞していますが、季節は確実に歩みを進めています。

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堤防の法面にハマダイコンが毎年花を咲かすところがあります。ムラサキハナナの方が色が濃くて好きが人が多いのですが、私はこの大根が野生化したというハマダイコンの方が大根本来の花の形をとどめていて、より素朴に見えて好きです。


ガードレールには冬を越したジャコウアゲハのサナギが多数。

羽化の時期はまだまだです。蜜源植物が花を付ける必要もありますし、卵を産み付けるウマノスズクサが生えてからになります。

「お菊虫」とも言われます。冬のサナギはとりわけ色が濃いようです。このような複雑な形は擬態の一種でしょうか。

残念ですが、すべてのサナギが冬を越せるわけではありません。

別な斜面にはマンネングサの一種が無事冬を越えていました。メキシコマンネングサのようです。最近ブームの多肉植物セダムの一種です。


他のセダム類のようにこの種も紅葉しますが、色はあまり鮮やかではありません。土気のないコンクリート斜面に毎年耐えることなく生えてきます。程なく黄色の絨毯を敷き詰めたように花が咲きます。



2020.03.16.撮影
2020.03.16.記述




池端で

買い物の帰りに遠回りをして池端の野鳥を見てきました。折からの寒波でこの冬一番の冷え込み。横殴りの風が吹く中の観察です。人の出がないので、日頃は隠れていがちな野鳥の姿を認めることができました。 ヒクイナです。 タシギです。 クイナです。 晴れ間に突然カワウの一群が飛び立ったと思った...