2021年11月4日木曜日
アカネの実り
2021年10月4日月曜日
アカネツボミフクレフシ
以前亀岡で見つけた、アカネツボミフクレフシを京都でも見ることができました。毎年アカネが咲く河川敷を観察していたところ、いくつかのつぼみが虫えい化していることがわかりました。この中にはアカネツボミタマバエの小さな幼虫が部屋を作って住んでおり、住まいのまま地上に落ちてサナギとなり、来年成虫が誕生します。
This day I saw the Akane tsubomi fukurefushi on Katsura River, which I had previously found in Kameoka area several years ago. It is a kind of gall (abnormal plant growth formed by insects) , very small and unconspicuous. When I was observing the riverbed where Akane blooms every year, I found that some of the buds had been transformed into galls. In these buds, tiny larvae of the fly make room and live. When it is mature enough, the galls fall to the ground with larvae in them. They emerge as adult flies when time comes next year.
2019年7月12日金曜日
あかねさす(その2)
草刈りの際に短く刈られてしまった株から新たに10cmほどの新芽が出ているもの、あるいは、これまで気づかなかった場所に生えている株など様々です。もうしばらく待てば開花が見られると思います。決して目立つ花ではありませんが、期待したいと思います。
刈られた蔓が途中で根を生やしていて、そこから新たな芽生えがありました。
これまで気づきませんでしたが、コンクリートの間から未生によって新たな株ができているようです。結構たくましい植物です。
近くの公園のアキニレの根元に、大きなキノコが開いていました。
直径はゆうに15cmはあります。
襞はきれいな放射状です。キノコと言えば松茸などの生える秋、というイメージが強いですが、十分に水分が供給される梅雨時もまた、キノコのシーズンです。
2019年6月18日火曜日
あかねさす
茜色は太陽の色で、あざやかに照り映えるということから、「あかねさす」は「日」「昼」「紫」「君」などの枕詞として歌われてきました。近くにも生えていますので、観察してきました。
開花を期待していたのですが、1週間ほど早かったようです。
節ごとに4枚の葉が出るのが特徴です。茎の断面は四角です。
もうちょっとで開花ですね。蕾です。
葉の裏側や茎には逆刺が生えていて、他の植物に寄りかかりながら成長します。ヤエムグラなどと同じです。根元の方向になでると、強い抵抗がかかります。
近くではオニグルミもたわわになっています。先月に花が咲いたばかりだと思うのですが、季節の移ろいが早いです。これは9月末には地上に落ちます。
京北の林内探索
京北の樹木植物に詳しい方に案内していただいて、ホンゴウソウを探しに行きました。昨年枯れたものを見つけられたとか。目的の場所に行くと、Bingo!約20株ほどが集まって、周囲にもまばらに生えていました。ヒノキ林の林床です。そこから冬虫夏草探索に切り替え、ムシヒキアブのアナモルフ、ガ...
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One week ago, Macroglossum pyrrhosticta , or burnt-spot hummingbird hawkmoth, which I had been breeding, pupated. The egg was laid on Septe...
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拾って来たアベマキとクヌギの実から、イモムシが沢山出てきました。入れてあったスーパー袋を破ってリビングの床に這い回り、ちょっと大変。これまではつまんで外にぽいと捨てていましたが、じっくり観察を試みました。 ***** ずんぐりむっくりで可愛らしい幼虫です。クヌギの実から...
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京都の河原で気軽に化石が拾えるとは知りませんでした。化石の名前はコノドント。長さ0.5ミリから1ミリ程度の、原始的な動物の歯の化石です。珪質頁岩(けいしつけつがん)という、泥岩の一種に含まれます。京都市内を流れる桂川の河原で珪質頁岩が見つかれば、ほぼ70%以上の確率(経験からの推...