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2022年8月17日水曜日

西芳寺付近:Walking along the Saihoji River Valley

松尾谷(西芳寺谷)を歩きました。色々と生きものがいて、楽しい散策でした。今日は五山送り火の日。点火直前にかなりの雨が降りましたが、送り火はしっかり実行されました。三年ぶりです。

カジカガエルの幼体のようです。

こちらはモリアオガエル。この谷では初めて見ました。

おなじみ、キボシマルウンカ。

今年はあちこちで見ます。スケバハゴロモ。

これは不明種です。アカハネナガウンカに似ていますが、どうでしょう。色が白いのは脱皮直後だからでしょうか。

ヤマトタマムシです。

拾った水晶です。

Photos 2022-08-16

2022年8月6日土曜日

晴れ間を狙って:A brief sunshine

石川、福井、新潟での記録的な豪雨が報道されています。石川県で氾濫した梯川は、私の母校のすぐ近く。体育の時間に堤防をランニングした記憶もあります。被害に遭われた方々には心よりお見舞い申し上げます。幸いに京都地方は時折の激しい雨もありましたが、桂川もそれほど増水の様子はなく、今日は朝から鮎を狙う釣り人が川中に入っていました。

時折の驟雨の晴れ間を狙って自然観察です。

環水平アークが観察できました。

東公園ではミノムシがお食事中。

ヒゲナガカメムシのようです。

こちらはアミガサハゴロモ。

ホソヘリカメムシのようです。

公園では鹿が落ちた柿の実を食べていました。昨年生まれた子鹿のようですが、少しやせていて、気になります。

これは老菌となったコツブタケ。崩壊しつつ莫大な数の胞子を撒布します。

オオミズアオの翅が散らばっていました。一部かなりかみ砕かれたような跡もあります。鳥類による捕食ではないかもしれません。

キボシマルウンカの成虫がいました。これの幼虫は独特の形をしていて面白いのですが、探してもいませんでした。

これはカメムシの幼虫ですが、名前がわかりません。赤い芽が特徴的です。


ボロギクの茎にスケバハゴロモが、ワンサカといました。

ストロボオフ。

ストロボオン。


Photos 2022-08-05

2022年7月31日日曜日

流れに沿って林間を歩く:Walking along the brook in the valley

京都市北部の谷筋を、涼と昆虫を求めて歩いてみました。2時間ほどの散策でしたが、平地では見られない昆虫たちと出合い、満足な一日でした。

早々に遭遇したスケバハゴロモと幼虫です。

これはスケバハゴロモに紛れ込んでいた、ベッコウハゴロモの幼虫。

こちらがスケバハゴロモの幼虫。

ヒメカマキリもお出ましです。

スケバハゴロモとベッコウハゴロモの接近です。

Photos 2022-07-30

2019年8月29日木曜日

貴船を歩く:昆虫と野鳥を見ながら

週半ばから天気が崩れるとの予報なので、スミナガシとスケバハゴロモを求めて貴船口から貴船神社まで歩きました。出発が遅くなり、貴船口に到着したのは午後2時半頃。谷間のこととて、すでに薄暗く、虫たちの姿を探すのは難しかったです。

求める虫たちのうち、スミナガシはタテハチョウ科に属し、幼虫はアワブキの葉などを食樹とする森林性の蝶です。花蜜や樹液などを吸うほかに、名前の優雅さとは裏腹に、動物の糞などに、おそらくミネラル類を求めて吸水(吸糞?)こともあります。

スケバハゴロモはカメムシ目に属し、焦げ茶色の縁取りのある羽が透明な虫です。カメムシの仲間なので、セミ、ヨコバイ、アワフキムシなどとよく似た顔をしています。不完全変態で、幼虫も成虫もクワなどの樹液を吸います。

*****

今回は残念ながらスミナガシは見当たりませんでしたが、スケバハゴロモは約20匹が群れるる場所を見つけて、ラッキーでした。

スケバハゴロモです。下を向くと縁取られた羽がハート型をしており、プロモートすると、爆発的な人気になるかもしれません。羽の開き方によりますが、後翅が人の顔(眉と眼)に見えます。恋人二人が顔を寄せているようにも見えます。

カラムシの葉柄に二匹が止まっています。

正面顔の拡大。セミとそっくりです。

 夕方の光を浴びて羽が虹色に輝いていたのですが、コントラストが低くて、うまく色に出ませんね。

アキアカネです。だいぶ色づいてきました。

キンモンガです。鮮やかな黄色と黒との虎柄が目立ちます。

河原にはカワガラスの姿が。

コアカソの茂みにはフクラスズメの幼虫が見えます。危険を感じると上半身をブンブンと左右に振って威嚇します。結構な迫力です。
2019.08.26.撮影
2019.08.26.記述





京北の林内探索

京北の樹木植物に詳しい方に案内していただいて、ホンゴウソウを探しに行きました。昨年枯れたものを見つけられたとか。目的の場所に行くと、Bingo!約20株ほどが集まって、周囲にもまばらに生えていました。ヒノキ林の林床です。そこから冬虫夏草探索に切り替え、ムシヒキアブのアナモルフ、ガ...