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2022年8月26日金曜日

亀岡平の沢池など:Kameoka Hiranosawaike Pond, etc.

クララの種子を求めて亀岡の平の沢池に行ってきました。種子をたくさん入手することができ、来年は保全花壇に植えてみようと思います。そのほか色々と収穫がありました。

イトトンボが産卵中です。これはクロイトトンボと思われます。

似てはいますが、これはセスジイトトンボのメスのようです。

そしてこれがオス。

スクミリンゴガイの卵塊が散見されました。

オニバスの葉も広がっています。開花は確認できませんでした。

ヒシの花が咲いていました。

ハネナガイナゴのようです。

Photos 2022-08-25

2021年5月8日土曜日

クロイトトンボの産卵

トンボの羽化が始まり、様々なトンボが飛び交うようになっています。ワンドでは目下クロイトトンボの交尾と産卵が盛んです。今日は好天で、観察したワンドには30匹以上のクロイトトンボが飛び交っていました。環境の変化に弱いイトトンボがこれだけ生息できるのは、さすがに京都市内では桂川しかないと思われます。

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止まっているのはヒシの新しく伸びてきた葉です。

風によって向きを変え...

向きを変えつつ、産卵します。場合によっては完全に水中に没することもあります。

ライバルのオスがちょっかいを出しますが、ペアは分かれません。

命をつなぐ営みが延々と続きます。

2021.05.06.撮影

2019年7月5日金曜日

ガガブタ

植物園で例会がありました。いろいろと勉強になることが多かったのですが、加茂川門近くの絶滅危惧種園が興味深かったです。今回はちょうどガガブタの開花時期で、白いきれいな花が水面近くにいくつも咲いていました。

この花の名前はガガブタ、漢字では「鏡蓋」と書きます。ガガが鏡を意味するのは、ガガイモと同じですが、ガガイモの場合は、綿花状の種を包む実の内側がツヤツヤに光って、鏡のように見えることから来ているという説があります。一方で、ガガブタの場合は、睡蓮に似た丸い葉が、丸い手鏡を入れる箱の蓋のように見えることから、という説が主流のようです。

葉は蓮や睡蓮とよく似ていますが、花は全く異なって、白く長い毛が密生した花冠を持ち、中心部は黄色です。京都府レッドデータブックでは、「絶滅寸前種」に分類されており、「花は異型花性を示し、長花柱花と短花柱花の双方が生育する集団でのみ結実が見られる。」とあります。つまり微妙に異なる2種があるので、その異なる種の間の交配のみで結実する、ということらしいです。このような特殊な性質も、この種の存続を難しくしているのかもしれません。

「ブタ」からの連想とは全く異なる姿ですが、名前にインパクトがあるので、覚えられやすく、少なくとも名前自身はなんとか絶滅を逃れられそうです。

ガガブタの花です。初めて見ました。

近寄ってみます。蓮や睡蓮などと全く異なる花で、別種であることがよく分かります。ガガブタはアサザなどと同じミツガシワ科に属します。

葉の上にクロイトトンボのペアが産卵活動中です。

近くのタデにはキイトトンボも止まっていました。
2019.07.02撮影



京北の林内探索

京北の樹木植物に詳しい方に案内していただいて、ホンゴウソウを探しに行きました。昨年枯れたものを見つけられたとか。目的の場所に行くと、Bingo!約20株ほどが集まって、周囲にもまばらに生えていました。ヒノキ林の林床です。そこから冬虫夏草探索に切り替え、ムシヒキアブのアナモルフ、ガ...