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2022年5月9日月曜日

散歩道から-コスカシバなど-:Under the cherry tree

散歩道の桜の木に色々と面白い虫がいて、小一時間ほど観察しました。桜などの落葉広葉樹は虫たちや鳥たちに鷹揚に木の葉を食料として提供してくれます。桜の木に依存する昆虫たちは、樹木を育てる側から見れば「害虫」になるのですが、これらの虫は野鳥たちの餌となります。古木大木ともなると、少々の葉を食べられても余裕で光合成を行える余力を、広葉樹の多くは持っているように思います。人間もこうありたいですね。

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この季節よく現れるジョウカイボンです。カミキリムシのようですが、肉食性の昆虫。名前は平清盛と関係あるとか。ググってみてください。

その葉裏に別の虫が。

コスカシバです。蛾ですが、身を守るために肉食性のフタオビドロバチに擬態していると考えられます。美しい虫だと思うのですが、梅やモモの果樹の害虫として、ネットを検索すると「駆除」のHow toばかりがヒットします。

桜の樹皮にはクサカゲロウも身を寄せていました。

ムネアカアワフキもそこここに。ちかづいても大人しくしていますが、我慢の限界を超えると、「ピチッ」と音を立てて跳躍します。

Photos 2022-05-07



2020年4月1日水曜日

花と鳥

桜の花がようやく満開になりました。今朝は敷地の桜の木の下で制服にランドセル姿の男の子が写真を撮ってもらっていました。お兄ちゃんとお母さん、そしておじいちゃん、それに親族か近所の方々数名、代わる代わる「ピカピカの一年生」と写真を撮るほほえましい姿が見られました。

敷地の桜はここが建築された時に植えられたものなので、かれこれ40年は経っているでしょう。一昨年の台風でひどく痛めつけられた木もありますが、それでも今年も見事な花を付けてくれました。自宅のリビングからはちょうど額縁に入れたように見えますので、特に桜見物に行く必要なく、結構豪勢な桜見が毎年楽しめます。

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その桜の木にお客様です。今朝はスズメとヒヨドリ。お目当ては桜の花の蜜。ソメイヨシノも木によっては小鳥たちが喜ぶほどの蜜を出すものがあり、それを目当てにメジロ、スズメ、ヒヨドリなどが来ます。

特にスズメは花の根元を外側からかみ切って、中の蜜を吸うので、スズメが蜜を吸った木の根元には花が散らないでそのまま落ちています。一種のフィールドサインですね。



 まだ咲き始めで十分に蜜が出ていないのか、今日は品定めというところ。ヒヨドリはなかなか用心深く、写真を撮らせてくれませんでした。

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 これは河川敷の桜の木に来ていたツグミ。もうしばらくすると渡りに入り、お別れです。


野草がふんだんに生え始めた河川敷では、ムクドリのペアが盛んに虫を探していました。奥の色の濃いほうがオス、手前の薄い方がメスでしょう。

2020.03.31.撮影
2020.03.31.記述


2020年3月29日日曜日

桜並木と銀杏の新芽

今日は土曜日ですが、全国的に外出の自粛を求められている週末です。天気もスカッとしない曇天。関東地方には今夜積雪の予報も出ています。その一方でサクラは着々と満開に近づき、昨日撮影したポイントから見たサクラとセイヨウカラシナは見頃になってきました。

近くには遅咲きの八重桜や緑の花びらから色が変わる御衣黄桜もあります。しばらくは様々な種類の桜の開花を楽しむことにしましょう。


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昨日より一段と咲きそろってきた桜と菜の花です。今日も曇天ですので、少し加工して彩度を上げてあります。

これはイチョウの新芽。何をどうやって折りたたんでいるのかわかりませんが、これが展開してイチョウの枝になります。

濃い緑の粒のようなものが見えますが、何でしょうね。撮影時には気づきませんでした。

ということで、今日は少々手抜きのブログでした。

2020.03.28.撮影
2020.03.28.記述


池端で

買い物の帰りに遠回りをして池端の野鳥を見てきました。折からの寒波でこの冬一番の冷え込み。横殴りの風が吹く中の観察です。人の出がないので、日頃は隠れていがちな野鳥の姿を認めることができました。 ヒクイナです。 タシギです。 クイナです。 晴れ間に突然カワウの一群が飛び立ったと思った...