昨日も取り上げた桑の木ですが、スズメたちもクワキジラミを食べに来ています。巣立ちしたばかりのコスズメにとって、葉の茂った桑の木は天敵が近寄りにくい場所で、そこに大量に発生しているクワキジラミは格好の餌になります。コスズメの中には葉についた甘露(アブラムシの排泄物)を舐めているものもいて、カロリーや栄養的にはどうかわかりませんが、それなりにお腹の足しになっているのではないでしょうか。
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Photos 2022-05-16
昨日も取り上げた桑の木ですが、スズメたちもクワキジラミを食べに来ています。巣立ちしたばかりのコスズメにとって、葉の茂った桑の木は天敵が近寄りにくい場所で、そこに大量に発生しているクワキジラミは格好の餌になります。コスズメの中には葉についた甘露(アブラムシの排泄物)を舐めているものもいて、カロリーや栄養的にはどうかわかりませんが、それなりにお腹の足しになっているのではないでしょうか。
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Photos 2022-05-16
In yesterday's posting, I wrote that birds are eating scale insects. To be exact, their name is Biwakokatakaigaramodoki (Nipponaclerda biwakoensis). They hide themselves on the stem of the reeds under the leaf sheath. When I peeled off the sheath, I found 11 insects hiding in one place. They seem to be cheesy and looks good.
昨日の投稿で、野鳥たちが食べているものを「カイガラムシ」と書きましたが、正しくは「ビワコカタカイガラモドキ」のようです。ヨシなど水辺の背の高いイネ科単子葉植物の茎と葉鞘の間で冬越しをするカイガラムシの一種です。冬を日本で過ごす小鳥たちの重要な食料になっていて、これまで観察しただけでも、エナガ、ホオジロ、スズメ、シジュウカラ、メジロ、カワラヒワ、ウグイス、アオジなどが盛んに食べています。
下の写真は葉鞘をはがしたところで、上の写真には2匹(正面に1匹、上部に半分隠れてもう1匹)、下の写真には一箇所に実に11匹が隠れていました。
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昼食の後、散歩がてらに嵐山方面へ出かけました。夏の間は巣作り子育てで、つがい行動していた野鳥たちが群れをなして飛行し、餌を採るようになってきています。嵐山付近の河川敷での野鳥観察です。
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近くのマンションのアンテナに止まるトビとハシボソガラスです。日頃は何かとトビにちょっかいを出しているハシボソですが、この日はおとなしく2羽が1羽のトビと仲良くアンテナに隣り合わせていました。昼下がりの小休憩でしょうか。
河川敷ではスズメの大きな群れが見られました。オオブタクサの枯れ枝に鈴なりです。
近くのアカザの実を食べに来ているようです。こちらを警戒しているようです
近くのオニグルミが実っています。次々に地上に落ちて、渋皮を腐らせ、中の果実がむき出しになっていきます。
この木の頂上にモズがにらみをきかせています。半径約50m四方をテリトリーとして守っています。
買い物の帰りに遠回りをして池端の野鳥を見てきました。折からの寒波でこの冬一番の冷え込み。横殴りの風が吹く中の観察です。人の出がないので、日頃は隠れていがちな野鳥の姿を認めることができました。 ヒクイナです。 タシギです。 クイナです。 晴れ間に突然カワウの一群が飛び立ったと思った...