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2022年2月23日水曜日

琵琶湖の野鳥たち:Wildbirds at Lake Biwa

2月の上旬琵琶湖へ水鳥を見に行きました。桂川ではカモ類も少なめで、数の減少が気になりますが、琵琶湖では目の届く限り水鳥が水面に浮かんでいてホッとします。桂川では最近あまり目にしないオナガガモ、ミコアイサなどを見ることができました。

In early February, I went to Lake Biwa to see waterfowl. The number of ducks in the Katsura River was low this year, and I was worried about the decrease in numbers, but I was relieved to see waterfowl floating on the surface of Lake Biwa as far as I could see. I was able to see pin-tail ducks and a pair of smews (Mergellus albellus), which we haven't seen recently around here.

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ユリカモメです。京都ではあまり見る機会が少なくなりましたが、琵琶湖には来ていますね。

ユリカモメやカモたちに与えるパン屑を狙っているトビです。

猛禽ですが、やさしい眼をしています。

飛び立つオナガガモ。尾翼の先端が名前の由来です。英語ではPintail。

かなり沖の方にミコアイサの姿を認めました。すぐ近くにメスがいるので、ペアでしょう。

愛知川近くの田園にタゲリの姿を認めました。


Photos 2022-02-11




2021年12月17日金曜日

オナガガモ:Northern pintail (Anas acuta)

先日訪れた賀茂川では、オナガガモの姿を見ることができました。今季初認です。桂川でも嵐山付近には10羽前後の群れが越冬することがありますが、今冬はまだのようです。オナガガモは他の鴨に比べて首が長く細く、また尾羽が長く、他のカモ類よりもスマートに見えます。飛翔する姿はことに優雅です。京都市内ではなかなか見られません。この日は2羽だけでした。交互に餌を探して、なかなか二羽揃って頭を出すことがないのは、周囲に対する息の合った用心でしょうか。

On a recent visit to the Kamo River, I was able to see a couple of northern pintails. It was the first sighting this season. In the Katsura River, a flock of about 10 pintails sometimes overwinters near Arashiyama, but they haven't been observed yet this winter. Northern pintails have a longer and thinner neck than other ducks, and their tail feathers are longer, making them look slimmer than other ducks. There aren't many in Kyoto City area. On this day, I could spot only two. They took turns looking for food. They may be always on the alert.

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Photos 2021-12-11

2020年1月3日金曜日

湖東への遠出:タゲリを求めて

虹色の翼のタゲリを求めて湖東に出かけました。結局タゲリは空振りに終わりましたが、雄大な風景を満喫して、さわやかな新年2日目でした。

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年末にも立ち寄った草津の水鳥観察所から湖西を眺めます。多くのカモ類が観察できました。背景の山は比叡山。京都市内から見るのとは異なり、無骨ですが親しみのわく姿です。

 湖岸近くにいた群れです。オナガガモ、オオバン、ホシハジロをメインに一目で300羽はいたでしょう。

京都市内で少なくなっていると感じているオナガガモですが、こちらの群れを見ると、安心します。

オナガガモの雄と雌。他のカモと同様に、羽根の模様は雌雄でかなり異なります。これだけの距離からも雌は枯れ草に紛れます。

くちばしに入るブルーのラインが特徴的です。

首から頭にかけての白のラインもおしゃれですし、首を細く長く見せます。

ちょっとアラート。

美しい鳥です。

オナガガモは英語でpintail。食餌の様子を見れば納得です。

これも京都では一頃よりも姿を見なくなったユリカモメが群れていました。パンを与える家族がいて、それをお目当てに寄ってきます。



ですが、大部分は沖合の杭の上におとなしく止まっていました。

岸辺にはアラカシの林があります。少し離れたところの実をムクドリたちがついばんでいました。ナンキンハゼのようです。

幹の模様です。

タゲリを求めて北上した愛知川近郊の田んぼでは、二番穂が豊かに実っていました。

しっかりした、大量の実りです。

 次の二枚が田んぼ一枚ぶんです。このような田んぼがあちこちにあります。野鳥たちにとっては素晴らしい環境です。

 そうこうしているうちに日の暮れ時になってしまいました。 愛知川に映える夕日です。

 帰りは途中彦根近江八幡線に入り、湖岸から残照を楽しみました。

2020.01.02.撮影
2020.01.02.記述




2018年2月24日土曜日

北帰行

今日は曇天でしたが、鳥たちの北帰行を見に滋賀県の湖北野鳥センターへ。時折小雨の降るあいにくのコンディションでしたが、コハクチョウ、マガン、オオヒシクイをはじめとして、オナガガモ、コガモなど多くの水鳥を観察することができました。マガンとコハクチョウは10数羽の群れになって飛び立つところを見ることができました。このまま北の国へ帰っていくのかもしれません。「山本山のおばあちゃん」ことオオワシは今年で20年連続でこの地で越冬しているそうです。このオオワシももうすぐ北へ帰ります。皆の無事と、来年の再会を祈りたいです。

水辺に憩う鳥たちです。


コハクチョウです。


オオヒシクイとオナガガモ、マガモたち。

山本山のおばあちゃん。


オナガガモのフライト。

コハクチョウの飛翔。

みんな元気で!


by harusan


京北の林内探索

京北の樹木植物に詳しい方に案内していただいて、ホンゴウソウを探しに行きました。昨年枯れたものを見つけられたとか。目的の場所に行くと、Bingo!約20株ほどが集まって、周囲にもまばらに生えていました。ヒノキ林の林床です。そこから冬虫夏草探索に切り替え、ムシヒキアブのアナモルフ、ガ...