2022年2月23日水曜日
琵琶湖の野鳥たち:Wildbirds at Lake Biwa
2021年12月17日金曜日
オナガガモ:Northern pintail (Anas acuta)
先日訪れた賀茂川では、オナガガモの姿を見ることができました。今季初認です。桂川でも嵐山付近には10羽前後の群れが越冬することがありますが、今冬はまだのようです。オナガガモは他の鴨に比べて首が長く細く、また尾羽が長く、他のカモ類よりもスマートに見えます。飛翔する姿はことに優雅です。京都市内ではなかなか見られません。この日は2羽だけでした。交互に餌を探して、なかなか二羽揃って頭を出すことがないのは、周囲に対する息の合った用心でしょうか。
On a recent visit to the Kamo River, I was able to see a couple of northern pintails. It was the first sighting this season. In the Katsura River, a flock of about 10 pintails sometimes overwinters near Arashiyama, but they haven't been observed yet this winter. Northern pintails have a longer and thinner neck than other ducks, and their tail feathers are longer, making them look slimmer than other ducks. There aren't many in Kyoto City area. On this day, I could spot only two. They took turns looking for food. They may be always on the alert.
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Photos 2021-12-11
2020年1月3日金曜日
湖東への遠出:タゲリを求めて
年末にも立ち寄った草津の水鳥観察所から湖西を眺めます。多くのカモ類が観察できました。背景の山は比叡山。京都市内から見るのとは異なり、無骨ですが親しみのわく姿です。
湖岸近くにいた群れです。オナガガモ、オオバン、ホシハジロをメインに一目で300羽はいたでしょう。
京都市内で少なくなっていると感じているオナガガモですが、こちらの群れを見ると、安心します。
くちばしに入るブルーのラインが特徴的です。
首から頭にかけての白のラインもおしゃれですし、首を細く長く見せます。
ちょっとアラート。
美しい鳥です。
ですが、大部分は沖合の杭の上におとなしく止まっていました。
岸辺にはアラカシの林があります。少し離れたところの実をムクドリたちがついばんでいました。ナンキンハゼのようです。
幹の模様です。
タゲリを求めて北上した愛知川近郊の田んぼでは、二番穂が豊かに実っていました。
しっかりした、大量の実りです。
2018年2月24日土曜日
北帰行
京北の林内探索
京北の樹木植物に詳しい方に案内していただいて、ホンゴウソウを探しに行きました。昨年枯れたものを見つけられたとか。目的の場所に行くと、Bingo!約20株ほどが集まって、周囲にもまばらに生えていました。ヒノキ林の林床です。そこから冬虫夏草探索に切り替え、ムシヒキアブのアナモルフ、ガ...
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One week ago, Macroglossum pyrrhosticta , or burnt-spot hummingbird hawkmoth, which I had been breeding, pupated. The egg was laid on Septe...
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拾って来たアベマキとクヌギの実から、イモムシが沢山出てきました。入れてあったスーパー袋を破ってリビングの床に這い回り、ちょっと大変。これまではつまんで外にぽいと捨てていましたが、じっくり観察を試みました。 ***** ずんぐりむっくりで可愛らしい幼虫です。クヌギの実から...
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京都の河原で気軽に化石が拾えるとは知りませんでした。化石の名前はコノドント。長さ0.5ミリから1ミリ程度の、原始的な動物の歯の化石です。珪質頁岩(けいしつけつがん)という、泥岩の一種に含まれます。京都市内を流れる桂川の河原で珪質頁岩が見つかれば、ほぼ70%以上の確率(経験からの推...