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2021年11月21日日曜日

ワタムシ

この季節になると、ワタムシの姿を見ます。ワタムシはアブラムシの有翅形で、秋の終わりに発生し、浮遊しながら冬越しの樹木などに産卵、あるいは出産します。綿のように見えるのは体から蝋物質の細毛を出しているからです。ゆっくり浮遊するので、捕まえやすいのですが、なかなか葉に止まってくれず、追いかけてようやく観察できた個体の写真です。

At this time of the year, I often see wooly aphids floating around. A wooly aphid, or Watamushi, or Yukimushi in Japanese is a winged form of the aphid that emerges at the end of autumn and floats around in the air. Aphids are leaving their summer habitat to look for places, mostly proper tree branches, for laying eggs that survive through winter. They look like cotton because of the waxy hairs they produce on their bodies. They are easy to catch because they float slowly, but since they constantly move and fly around, it is rather difficult to capture their clear images. 

なお、ワタムシについては詳細な観察記録がネットにあります。電子顕微鏡写真まで掲載してあって、なかなか興味深いです。ここ5年ほど更新されていないようですので、上記のリンクはクリックしても開かないかもしれません。

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Photo 2021-11-19


2019年11月13日水曜日

観察記録:嵐山亀山公園:秋景色

雑用が終わった午後、嵐山の亀山公園に出かけました。午前中の快晴が曇ってしまって、ちょっと残念。でも秋景色をたっぷりと楽しみました。

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嵐山の道中、桂川に20羽余りのコサギが群れていました。何に驚いたのか、一斉に飛び立ちました。

足が黄色いことでコサギであることが分かります。

拡大します。

亀山公園は様々な樹木が秋のみのりを迎え、また冬から春への準備をしています。これはシャシャンボの実。熟した実は鳥たちの大好物です。

園内に4本ほどある柿の木の葉が良い具合に紅葉していましたが、残念ながら日差しがないので、今ひとつ明るさに欠けます。



昨年の台風で、風の通り道にあった柿の木は大きな枝が折れ、今年の実りは少ないです。低い位置にあった柿の木は難を逃れて、今年も豊かな実りをもたらしています。誰に?--もちろん鳥たちに。

山芋のムカゴはここでも大豊作のようです。

アセビのつぼみは来年の開花の準備が整っています。

随所にツツジの花(多くはモチツツジ)が咲いていました。今年は特に多いように思います。何が原因でしょうか。10月の暖かさ?


ヒサカキのつぼみも準備OKです。

風の穏やかな木陰では、ワタムシ(北海道では雪虫とも。おそらくはトドノネオオワタムシ)が飛んでいました。アブラムシの一種です。蝋物質の「綿」を腹部につけて飛ぶ様子が、綿の浮遊に似ています。

種拡散のため未知の空へ冒険の旅に出ます

 野鳥はめぼしいものがいませんでしたが、メジロが大勢ねぐら探しをしていたようです。
2019.11.12.撮影
2019.11.12.記述



池端で

買い物の帰りに遠回りをして池端の野鳥を見てきました。折からの寒波でこの冬一番の冷え込み。横殴りの風が吹く中の観察です。人の出がないので、日頃は隠れていがちな野鳥の姿を認めることができました。 ヒクイナです。 タシギです。 クイナです。 晴れ間に突然カワウの一群が飛び立ったと思った...