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2021年9月16日木曜日

オオスカシバとホシホウジャク

When I was in New England, hummingbirds used to visit from early summer to early fall. I read that they came from as far away as Mexico to the northern United States. Unfortunately, there are no hummingbirds in Japan. Instead, we have a variety of sparrowhawk moths that are active during the day. The two most common species are the oosukashiba (Cephonodes hylas) with its transparent wings, and the hoshihoujaku hawkmoth (Macroglossum pyrrhosticta) with its yellow patterned hind wings.

The oosukashibas are larger, and when nectaring, they gently place their paws on the flower to stabilize themselves. On the other hand, the hoshihoujakus fly freely from flower to flower with their legs tightly attached to their bodies. Their reflexes and flying ability are nothing short of amazing. On this particular day, there were about 20 hoshihoujakus and a few oosukashibas nectaring on five thick growths of abelia plants.

かつてニューイングランドに住んでいた頃は、初夏から初秋にかけてハチドリの来訪がありました。遠くメキシコあたりから米国北部にまで渡ってくると聞き、驚きました。残念ながら日本にはハチドリがいません。その代わりと言っては何ですが、昼に活動するスズメガの仲間が目を楽しませてくれます。代表的なのは透明な羽根を持つオオスカシバと翅に黄色の文様の入ったホシホウジャクです。

オオスカシバの方が一回り大きく、吸蜜の際にそっと前足を花に添えて体を安定させます。一方でホシホウジャクの方は、足を体にぴったり付けたまま花から花へと自由自在に飛び回り、吸蜜します。その反射神経と飛翔能力に関しては、驚嘆以外にありません。この日は五株のアベリアに約20匹のホシホウジャクと数匹のオオスカシバが吸蜜していました。

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2021-09-05

2020年7月10日金曜日

オオスカシバ(coffee bee hawkmoth)

雨上がりの散歩の途中、アベリアの花にツマグロヒョウモンの雄と雌が吸蜜していました。露のまだ落ちない花に仲良く止まっています。良い被写体ですが、このようなときに限ってカメラを持っていない!急いで取りに帰り、戻ると、お目当ての被写体は姿も形もない...よくあることです。

アベリアは敷地内にいくつか株があるので、回ってみると、今度はオオスカシバが。オオスカシバはもっぱらクチナシを食樹としていますが、この敷地には1株しかありません。見つかるとすぐにつままれてしまうので、昨年は20匹あまりを密かにレスキューして育てました。(餌探しにくろうしましたが、そのおかげでクチナシは公道の植え込みとして、かなり広範に植樹されていることがわかり、クチナシの木マップができました。)今年もすでに2匹を羽化させました。

その個体か、昨年の個体の子孫かもしれません。ウチは、このあたりのオオスカシバの保全に、かなり貢献していると思います。

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優雅な飛翔です。蛾がダメだという方からも、この蛾だけは蛾らしくないので、「かわいい」などの、好意的なコメントが出てきます。


吸蜜するときにちょこっと前足を添えるのが、オオスカシバ流。これがホシホウジャクになると、完全に足をたたんだままホバリングして吸蜜します。

「スカシバ」と名の付く蛾は、チョウ目(鱗翅目)のスカシバ科に属するものと、スズメガ科に属するものがあります。前者は種類が多く、蜂そっくりに擬態するものが多いですが、後者に属するものは日本では、このオオスカシバと、リュウキュウオオスカシバの2種しかいません。

スズメガの仲間は、ホバリングしながら蜜を吸い、ほとんどが夜行性です。日中に行動するものとしては、このオオスカシバと鱗粉で羽を覆ったホシホウジャクだけでしょうね。

2020.07.08.撮影
2020.07.09.記述


2020年6月3日水曜日

オオスカシバ幼虫発見

数日前にオオスカシバが家の傍の植え込みの上空を飛翔していたので、ぼちぼち季節かな、と思っていたところ、近所のクチナシに食痕発見。探してみるとオオスカシバの三齢幼虫と思える青虫を見つけました。

昨年はじめてオオスカシバを見つけたのもこのクチナシの木でした。産卵した卵を発見したのが7月のことでしたので、今年は約二ヶ月ほど早いことになります。昨年は7月から10月にかけて総計約40匹ほどのオオスカシバを保護しました。保護というのは、放っておくと、天敵のアシナガバチに襲われる、あるいはこの可能性が最も高いのですが、出入りの植木職人につままれてしまうからです。別の見方をすれば、放置しておくとクチナシが丸坊主になるところでした(...といろいろと言い訳をしています)。

育てたオオスカシバはすべて蛹化し羽化していきました。一匹も寄生虫の被害を被ることもなく育ったのは、オオスカシバが丈夫だったのか、生来害虫に強いのか、小さい頃に保護したので寄生虫がつく暇がなかったのかよくわかりません。とにかくしっかりと観察を楽しむことができました。

家で育てる場合クチナシの確保が大変ですが、これは探したところ、車で10分ほどの河川敷に植わっているものが伸び放題になっていて助かりました。その後車で5分ほどの道路脇にも植え込みで手入れの行き届いていないクチナシがあることがわかったので、今年育てるとしたら、それを使おうと思っています。クチナシは冷蔵庫での保存も可能ですし、幼虫もとても飼いやすいです。

昨年は同時に10匹ほどのオオスカシバを育てていたこともあり、飼育器の掃除、餌やりなど結構大変でした。それで今年はどうしようかと思案中です。

クチナシの植え込みがある2カ所で昨年調べましたが、卵を産み付けていないはずはないのですが、双方共に若干の食痕はあるものの、幼虫の姿は確認できませんでした。モンシロチョウと同様に、成虫まで生き抜くことには、はなかなか厳しいものがあるようです。

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今年初物のオオスカシバの幼虫です。

2020.05.31.撮影
2020.06.02.記述



2019年10月10日木曜日

観察記録:京都府立植物園の秋

The chance of rain being 0 percent throughout the day, I visited Kyoto Prefectural Botanical Garden late afternoon. My last visit was in the middle of September and during these few weeks, the garden scene changed drastically from summer to autumn. There were few flowers blooming now and hawk moths were busy or rather desperate gathering nectar from the remaining flowers. After strengthening themselves and laying eggs, they die away leaving the propagation of the species to the larvae of the next generation. 

珍しく一日降水確率0パーセントの予報でしたので、午後遅くになりましたが京都府立植物園を訪れてみました。先回訪れたのは9月半ばだったと思いますが、ほんの数週間の間に夏から秋へと季節が大きく移ろっていました。蝶たちの蜜源となる花はほとんど咲いておらず、わずかに丈の短い石竹の類が貴重な蜜源となり、オオスカシバやホシホウジャクが生き残りをかけて少ない蜜を探していました。これから幼虫期を迎える蝶や蛾は、冬越しの体制に入ります。

そういえば、家で蛹化したジャコウアゲハは、夏型のものとは若干異なり、体色が飴色に変わってきたようです。念のために外気温とあまり異ならない北側の部屋に移しておくことにします。

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夕日が差して見えにくいですが、オオスカシバです。

こちらはホシホウジャク。頭数にして3頭ほどが入れ替わり立ち替わりして吸蜜していました。
 



園内では、現代アートのミニ彫刻展が開催されていました。
2019.10.09.撮影
2019.10.09.記述



2019年10月3日木曜日

飼育記録:オオスカシバ:羽化のピーク

I have been taking care of more than 20 coffee bee hawkmoths, or Cephonodes hylas, a very charming species of hawkmoths. Its Japanese name is Oosukashiba, literally, a big moth with translucent wings. They voraciously feed on the gardenia shrubs, or Gardenia jasminoides, planted in the commons gardens, so whenever they are found they are either picked or sprayed. I took pity on them and launched a rescue mission. I had to feed them with the gardenia, harvesting them from the riverbank 3 miles away. They grew and there emerged more than 15 and the rest are happily preparing for the adventurous journey ahead. They usually enclose themselves in very thin cocoons, but one of them created a kind of open cocoon. This is the first of its kind, so I thought it is quite interesting.

オオスカシバが羽化のピークを迎えています。今朝は3匹が羽化しました。すでに羽化した数は15匹を超えているでしょう。あまり多いので、勘定するのを止めてしまいました。ただし、蛹化から羽化に至る日数はかうんとしています。現在の季節ではほぼ2週間という結果が出ています。今のところ病気になったものも寄生虫にやられたものもなく、すべて見事な成虫になっています。ジャコウアゲハと共に、オオスカシバの増加にも少しは貢献できたかもしれません。

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この写真は2019.08.07.撮影です。RSSリーダーのサムネールになるので、掲示します。鱗粉飛ばしの様子はこちら

オオスカシバは、薄い繭を作ります。ほとんどの個体は、敷いてあるキッチンペーパーと容器の間に繭を作るのですが、この個体はなぜか敷紙から外れたところに繭を作り、オープンエアーの形になってしまいました。なかなかユニークです。2019.10.02.撮影

こちらはヒメアカタテハのために用意したヨモギに潜って繭を作った個体です。今朝羽化しました。本来は枯れ葉などを利用してこのような繭を作るのだと思います。2019.09.28.撮影

すべての蛹が羽化してしまうと、さみしくなるでしょうね。






2019年9月17日火曜日

観察記録:キバナコスモスの花園で

堤防の一部を公園化して、東屋などが作り付けてある場所で、キバナコスモスが満開でした。この場所は毎年この季節になると、オオスカシバやホシホウジャクが吸蜜に来ます。夕暮れも近い午後5時頃に訪れると、案の定、オオスカシバやホシホウジャク、その他の蝶が群れていました。

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 オオスカシバは飼育器の中の幼虫も可愛いですが、本来自然のものはやはり自然の中で躍動している姿がいいですね。

風の中ではこのように軽く前肢を花に添えて吸蜜すると、体が安定して良いようです。


ジャコウアゲハも訪れました。今年は22羽を羽化させました。ウマノスズクサさえ手に入れば、寄生虫の被害もなく、とても育てやすい蝶であることが分かりました。この付近では、小学校などでウマノスズクサを育てれば、自然に産卵してくれるでしょうから、飼育観察などに最適の蝶でしょう。

ヒメアカタテハです。吸蜜せずに、夕日を楽しんでいるかのようでした。現在蛹が2匹います。

逆光で撮影して改めて気がつきましたが、羽の一部分が透明で光を通します。

ホシホウジャクです。これはまだ育てたことがありません。ヘクソカズラが食草です。ヘクソカズラを見かけて、雑草だ臭い臭いと根絶やしにするのもどうでしょうか。ヘクソカズラを食べて育ち、成虫になれば花に吸蜜するだけです。人には何の迷惑もかけていません。

飛翔能力はオオスカシバをはるかに凌駕します。スピード、バランス、方向転換などすべての点で。

したがって、 前肢を花に添えなくとも、純粋に空中でホバリングした状態で吸蜜することができます。オオスカシバにしろ、ホシホウジャクにしろ見慣れない人は全くその存在に気づかないかもしれません。

セイヨウミツバチでしょうか、吸蜜と花粉集めです。

イチモンジセセリも吸蜜に来ていました。
2019.09.16.撮影
2019.09.16.記述



2019年9月14日土曜日

飼育記録:オオスカシバ:幼虫の個体差

敷地内のクチナシからオオスカシバをレスキューして、現在9匹を飼育中です。これだけの数になると、食べるクチナシの葉の量も半端でなく、15センチほどの若枝6本程度は1日で丸裸にします。食糧の確保が大変なのですが、幸いなことに近くの堤防沿いに幅広くクチナシの植え込みがあり、ほぼ2日に1度は餌の確保に出かけています。

これだけの数を育てていると、オオスカシバの個体差に気づくようになりました。性格的に異なる個体がいるのはもちろんですが、幼虫の体側の模様にかなりのバリエーションがあります。以下に代表的な模様の幼虫の写真を掲示します。特にコメントはしませんので、推測してみてください。他の蝶や蛾の幼虫ではこのようなバリエーションには気づきませんでした。

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一番上のタイプが最も多いようです。




いかがでしょうか。同じオオスカシバのように見えますが、やはり遺伝子の多様性があり、模様はそれを反映しているのでしょうか。

2019.09.13.撮影
2019.09.13.記述



2019年9月12日木曜日

飼育記録:ツマグロヒョウモンは駆け足チャンピオン

今朝もメスのツマグロヒョウモンが羽化しました。大変美しい個体です。




この夏いろいろな蝶や蛾の幼虫を飼育することになり、新たな事実に気づきました。各々の蝶の特技です。

特技一覧
ツマグロヒョウモン:駆け足チャンピオン:とにかく足が速い。
オオスカシバ:葉化けが得意:毎朝探してもなかなか見つからない。忍者です。
ジャコウアゲハ:ユニフォームを脱がない:小さい頃から同じ模様です。
ヒメアカタテハ:巣を作って籠もります:安全第一、慎重派。

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ツマグロヒョウモンの早足には参ります。敷紙や餌を替えようと、ちょっと目を離した隙に逃げ出して、すたこらすたこら走ります。ちっちゃな赤ちゃんが四つん這いで走り廻るようで、可愛いです。

オオスカシバの擬態については以前も書きましたが、体側のくびれがクチナシの葉の葉脈のしわとそっくり。小枝にじっと止まると、背中がクチナシの青い枝そっくりで、毎朝掃除の度に数をカウントするのに難儀します。

アゲハの類は一般的に、四齢幼虫あたりまでは、鳥の糞そっくりの白黒模様ですが、それ以降終齢幼虫までは目玉模様の青虫になります。ところがジャコウアゲハは小さな頃から終齢幼虫まで、あのゴジラのような突起のある、黒+白+黒の模様を変えません。体内に毒を蓄えて、外敵にむしろ知られるようにしているからでしょうか。

ヒメアカタテハは今回初めて卵から飼育していますが、自然界でそうするように、巣を作ってその中に籠もっています。夜になるとそこから這い出てきて、周囲のヨモギを食べます。ちょっと用心深すぎるようですが、糞にまみれた巣は外敵から身を守るには格好です。

ツマグロヒョウモンが走る姿を録画しました。


2つのビデオをあわせると、20秒で33 cmは走っているようです。ということは、仮に1秒間に1.65 cmとして、1分間に99 cm(約1m)、1時間で5940 cm(約60メートル)、1日では142560 cm(約1.4キロ)ということになります。

実際にはそれだけの距離を一気に駆けることはないでしょうが、まばらにしか生えていないスミレを食草として彷徨しなければならないノマド的な生き方には、必須の能力であると思います。

2019.09.11.撮影
2019.09.11.記述

 


2019年9月9日月曜日

飼育記録:オオスカシバ:第4号の羽化:鱗粉飛ばし

一昨日4匹目のオオスカシバが羽化しました。が、羽化の瞬間の撮影には失敗してしまいました。

羽化を予測してビデオを回しっぱなしにしておいたのですが、様子が変わらないので、夜にいったん録画済みの画像を全消去してしまいました。その後よく見ると、すでに羽化済みで、消去した画像の中に羽化の瞬間が撮影されていたことに気づき、がっかり。蛹の位置をほとんど変えずに羽化し、また飼育器の縁に止まっていたため、見誤ってしまいました。いい教訓になりました。羽化は午後8時頃だったと思われます。

気を取り直して、初フライトでの鱗粉飛ばしを撮影しようとビデオを回していたところ、鱗粉を飛ばす初飛行を録画することができました。オオスカシバの羽化はこれで4匹目です。

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朝の様子です。鱗粉が飛んで羽はすっかり透明になっています。この後元気に飛んでいきました。

いつ見てもりりしい顔つきです。

気合いが入ると尾毛がぶわっと広がるのがとても可愛いです。

未明に行った鱗粉飛ばしです。飛ばされた鱗粉が飼育器側面に付着する様子が見えます。音声を増幅していますので、ハチのような羽音も聞こえます。

この鱗粉ですが、以前カメラで撮影したときには米粒のような形と書いたのですが、今回顕微鏡で見ると、以下のように、花びら状であることが分かります。また鱗粉と共にオオスカシバの体毛も落ちていました。ちょっと暴れすぎたようです。
2019.09.07.撮影
2019.09.08.記述





2019年8月31日土曜日

飼育記録:オオスカシバ:繭(まゆ)の不思議

日頃は何気なく見過ごしている事物でも、極端に拡大してミクロの視点を持ったり、逆に縮小してマクロ的に見ると、それまで見えなかったものが見えることがあります。

4月以降比較的時間が取れるため、植物や昆虫をミクロ的に観察することが多くなり、身近な生物に潜む新たな発見に驚いています。その一方で、京都周辺の河川や森林に観察に出かける機会も多くなり、都市化による自然環境の喪失、温暖化による生態系の変化、再生可能エネルギー開発の名の下に行われる大規模開発、豪雨対策として取られる河川改修などのマクロ的な視点も実感できるようになっています。

特にマクロ的・巨視的な視点からの観察は、長期的・継続的な記録の蓄積が大切ですので、有志の方々と連携して取り組んでいきたい課題です。

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さて、本日もミクロ的な観察の結果を。

オオスカシバが羽化した後、残された繭と抜け殻を観察していて気づいたことがあります。

これは繭の内側。余りにも薄いので向こう側のキッチンペーパーが透けて見えます。

繭の中身の1つ。終齢幼虫の抜け殻です。

繭の中身のもう一つ。蛹の抜け殻です。
さて、繭の内側なのですが、蚕やウスタビガなどと異なり、ごく薄い繭を作っています。簡易繭と言っても良いかもしれません。アケビコノハなどと共通しています。

拡大するとその目の粗さがよく分かります。糸をよく見るとツヤツヤ光っている部分があるのに気づきます。

その部分が分かりやすいように、飼育容器に糸を吐いた部分を見ると、糸に薄い膜がかかったようになっています。

拡大します。糸の周辺に薄膜状の透明な部分があることが分かります。正体はよく分かりませんが、どうも糸を土台に貼り付けるための接着剤のようです。

つまり、幼虫は繭を作る際に糸だけでなく、糸を固定するための粘液のようなものを吐き出しているのではないでしょうか。通常そうなのか、それとも、繭を作るときだけなのか、今後観察のポイントが増えました。

ツヤツヤ光って平面に見える蛹の側面は、コクワガタのようにディンプルで覆われています。

さらに拡大すると、つなぎ目もさらに細かいディンプルに覆われていることが分かります。

バイオミメティクスの研究によって、植物のマイクロディンプルは撥水性や自己洗浄作用を持つことが証明されています。コクワガタや蛾の蛹の表面構造は、キチン質の素材と相まって、泥やチリを寄せ付けないのかもしれません。あるいは表面にはさらに微細なナノレベルのディンプル構造があり、それを可能にしているのかもしれません。残念ながら、素人にできることは、上記の観察レベルで、あとは推測して楽しみましょう。

2019.08.28.撮影
2019.08.28.記述




池端で

買い物の帰りに遠回りをして池端の野鳥を見てきました。折からの寒波でこの冬一番の冷え込み。横殴りの風が吹く中の観察です。人の出がないので、日頃は隠れていがちな野鳥の姿を認めることができました。 ヒクイナです。 タシギです。 クイナです。 晴れ間に突然カワウの一群が飛び立ったと思った...