2019年9月17日火曜日

観察記録:キバナコスモスの花園で

堤防の一部を公園化して、東屋などが作り付けてある場所で、キバナコスモスが満開でした。この場所は毎年この季節になると、オオスカシバやホシホウジャクが吸蜜に来ます。夕暮れも近い午後5時頃に訪れると、案の定、オオスカシバやホシホウジャク、その他の蝶が群れていました。

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 オオスカシバは飼育器の中の幼虫も可愛いですが、本来自然のものはやはり自然の中で躍動している姿がいいですね。

風の中ではこのように軽く前肢を花に添えて吸蜜すると、体が安定して良いようです。


ジャコウアゲハも訪れました。今年は22羽を羽化させました。ウマノスズクサさえ手に入れば、寄生虫の被害もなく、とても育てやすい蝶であることが分かりました。この付近では、小学校などでウマノスズクサを育てれば、自然に産卵してくれるでしょうから、飼育観察などに最適の蝶でしょう。

ヒメアカタテハです。吸蜜せずに、夕日を楽しんでいるかのようでした。現在蛹が2匹います。

逆光で撮影して改めて気がつきましたが、羽の一部分が透明で光を通します。

ホシホウジャクです。これはまだ育てたことがありません。ヘクソカズラが食草です。ヘクソカズラを見かけて、雑草だ臭い臭いと根絶やしにするのもどうでしょうか。ヘクソカズラを食べて育ち、成虫になれば花に吸蜜するだけです。人には何の迷惑もかけていません。

飛翔能力はオオスカシバをはるかに凌駕します。スピード、バランス、方向転換などすべての点で。

したがって、 前肢を花に添えなくとも、純粋に空中でホバリングした状態で吸蜜することができます。オオスカシバにしろ、ホシホウジャクにしろ見慣れない人は全くその存在に気づかないかもしれません。

セイヨウミツバチでしょうか、吸蜜と花粉集めです。

イチモンジセセリも吸蜜に来ていました。
2019.09.16.撮影
2019.09.16.記述



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