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2020年8月16日日曜日

渋い金属光沢のハチ

夕立後の散歩で不思議なハチに出会いました。コウゾの葉の上に止まって、葉を舐めています。体全体がいぶした真鍮のような金属光沢を持つのに加えて、目も渋い青色に輝いています。葉を舐める顎の形がトンボのヤゴのそれに似て、ミツバチなどが蜜をなめる際に使う口吻とは異なります。

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昆虫をよく知る人に写真を送って尋ねたところ、 アカガネコハナバチというハチだと教えてもらいました。土の中に花粉団子を作り卵を産み、春に孵ったハチがメスであれば、母親と共に巣を作る共生生活を送るそうです。秋口にオスがたくさん産まれてくるらしいですが、これは触角が比較的短いのでメスのようです。


トンボのヤゴの口を思わせるような折りたたみ式の口は、ハチの仲間では初めて見ました。水滴を舐めているようでもないので、葉の表面のミネラルか何かを舐めているのでしょうか。

2020.08.12.撮影
2020.08.14.記述


京北の林内探索

京北の樹木植物に詳しい方に案内していただいて、ホンゴウソウを探しに行きました。昨年枯れたものを見つけられたとか。目的の場所に行くと、Bingo!約20株ほどが集まって、周囲にもまばらに生えていました。ヒノキ林の林床です。そこから冬虫夏草探索に切り替え、ムシヒキアブのアナモルフ、ガ...