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2022年10月24日月曜日

松尾橋付近:Strolling around Matsuo Bridge

今日は午前中から何かと用事があり、午後遅くになってから松尾橋付近を歩きました。1時間もしないうちにすっかり暗くなり、つるべ落としの秋を実感した次第です。
I had some errands to run this morning and afternoon. So, it was late in the afternoon I decided to walk around Matsuo Bridge. Within an hour it was completely dark. I realized that days are getting shorter and shorter.

枯れ葉の中にヤガの一種が隠れています。見事な擬態です。

ここです。ナミテンアツバに近いようですが、翅の模様が異なります。

体を起こしたところです。

周囲の枯れ葉の種類によっては比較的見えやすい場合もあります。

河川敷ではメリケンカルカヤが種を飛ばしています。

こちらは、ビワコカタカイガラモドキ。もうすでに冬越しの体勢に入っています。葭原を渡るウグイスに誘われて見つけました。

ヨモギの上にはナナホシテントウが。

周囲は天敵だらけ。シャクトリムシも蛹化を急がねばなりません。

アリジゴクは数年かけてサナギになるとか。これもそうでしょうか。

ヨモギハムシが交尾しています。この季節の風物詩ですね。


Photos 2022-10-23

2020年10月31日土曜日

秋色の河川敷:松尾橋~嵐山(続き)

昨日の続編です。

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アカザです。果実が実り重く垂れています。河川敷の他の植物の多くがそうですが、これも雀など小鳥の命を支えます。ナデシコ目ヒユ科の植物です。健康嗜好食品として人気のアマランサスも同じナデシコ目ヒユ科の植物です。ホウレンソウも同じ。アカザは漢方薬としては整腸やのどの痛みに効くとして使われる場合もあります。

一般にヒユの仲間は花が地味で目立ちません。菜の花を知っている人は多いでしょう。大根の花を知っている人はそこそこでしょうが、ホウレンソウの花と問われて、ハイ!とこたえられる人はまれでしょうね。一度ホウレンソウ畑で収穫を免れたホウレンソウの花を見てください。


イタドリの雌花です。ほぼ果実でしょうか。翼の白さが美しい。


流れの近くのツルヨシ(だと思います)。

ママコノシリヌグイ。今年はあちこちで見かけます。


アキニレも部分的ですが、鮮やかな紅葉を見せています。


2020.10.26.撮影
2020.10.30.記述




2020年10月30日金曜日

秋色の河川敷:松尾橋~嵐山

秋色濃い河川敷の様子です。1週間ごとに季節が変わっていきます。

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渡月橋から三川合流までにおそらく1箇所だけのアカネの群生地です。花が咲き、果実が膨らみはじめています。古人は、この植物の乾燥した根を使って布を染めました。茜色(あかねいろ)です。以前亀岡でアカネツボミフクレフシを発見しましたが、この地のアカネでは見たことがありません。


ジャケツイバラはサヤが開いて約2ヶ月。雨に当たる場所なので、かなり種子が散乱しています。昨年の方がきれいでした。しかし、この方がジャケツイバラの荒々しさが出ていているかも、です。

アキノノゲシ。清楚な感じで、私の好きな花の一つです。

ミゾソバです。今年は花の色が鮮やかなものが多いです。薄暗い水路では美しく映えます。


ノゲイトウの花期ももう終わり。キャンドルの火も短くなりました。

 これはカナムグラの果実。百人一首にある、恵慶法師の歌、八重葎(やへむぐら)しげれる宿のさびしきに 人こそ見えね秋は来にけり(『拾遺集』)のヤエムグラは、実はこのカナムグラだったとか。八重は幾重にも重なること、葎はつる性の植物のことですから、宿=家に這い上るつる性植物ですと、カナムグラよりも、ヤブガラシでは?と思ったりしますが。


羽を休めるツマグロヒョウモンのオス。秋の遅くまで見かけます。

こちらはウラナミジャノメ。クズの花で育ち成虫になったのですが、もともと南方系の蝶ですので、京都の冬を越せるのでしょうか。

これは先般紹介したネナシカズラ。

オギかススキか、夕日に映えて美しい。

イシミカワです。今年は数が少ないようで、少し探さないと見つけられませんでした。ちょうどキジバトがこれをついばんでいました。


2020.10.26.撮影
2020.10.29.記述

























2019年12月25日水曜日

松尾橋から嵐山方面散歩

松尾橋から嵐山方面へカメラを片手に散歩しました。

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堰のところにはコガモの群れが水草をついばんでいました。数は40羽余り。

コガモは鮮やかな翼鏡(次列風切羽根)が特徴です。

これと、尾部に三角形に現れたクリーム色の羽根模様で、すぐにコガモとわかります。ただしこれはオスの話。メスは地味系の色合いです。

中州付近の浅瀬では、コサギとカイツブリが近接して餌をとっていました。カイツブリが追い立てた魚をコサギが狙い、コサギに驚いて逃げる小魚やエビをカイツブリが狙う、というような形で、かなり長い間餌をとっていました。ちょっと珍しい光景でした。


対岸に回ると、センダンが実をつけています。この木の実はヒヨドリやムクドリが食べますが、余りおいしくないようです。この木の実がなくなると、いよいよ餌取りが厳しくなる季節に入ります。今はまだまだ大丈夫。


東公園内のナラガシワが葉をつけたままでそびえています。小枝の先端にはしっかりと冬芽が付いています。


これはハリエンジュの実のようです。形が珍しい。

池の中にはヒメガマがたくさん穂をつけています。池の中央部ですので、手が届きません。

観察会の人気アイテムですが、今日は写真に収めるだけにして我慢しておきましょう。

ガマの葉を観察のために一本持ち帰りました。

2019.12.24.撮影
2019.12.24.記述


池端で

買い物の帰りに遠回りをして池端の野鳥を見てきました。折からの寒波でこの冬一番の冷え込み。横殴りの風が吹く中の観察です。人の出がないので、日頃は隠れていがちな野鳥の姿を認めることができました。 ヒクイナです。 タシギです。 クイナです。 晴れ間に突然カワウの一群が飛び立ったと思った...