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2020年4月26日日曜日

亀山公園の樹木たち

久しぶりに亀山公園に行ってきました。緊急事態宣言が発出されて2週間あまり、連休の遠出も自粛するようにと厳しいお達しが出ています。嵐山地区はレストランも土産物店も駐車場も軒並み閉店で、人気のないこの時期の嵐山の姿は、過去に例がないことでしょう。

亀山公園はほぼ10日ぶりで、すっかり新緑の装いです。

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これはムクノキ。薄い新緑が陽光を透かしてさわやかです。


周恩来碑の前にシリブカガシの木がありました。これまで気がつきませんでした。

これはツブラジイの新芽。花芽もできています。

ベニバナマンサクの葉です。

 デシオモミジでしょうか。春に紅葉するタイプのモミジです。

ハゼノキの芽吹き。

カキノキの花芽。

名残のウワミズザクラ。


アラカシの雌花です。

ミツバアケビの花。大きいのが雌花。小さいのが雄花

雌花の拡大写真です。太い筒のような部分がめしべ。


ナワシログミの芽生えです。もうすでに果実は1つもありませんでした。食べ損ねました!

これはどうもコウゾのようです。上の方に雌花、下の丸い塊のように見えるのが雄花のようです。



2020.04.25.撮影
2020.04.25.記述





2020年3月2日月曜日

嵐山界隈:冬芽の勉強

今日は本来ならば桂川流域クリーン大作戦の実施日ですが、新型コロナウィルス肺炎感染拡大の恐れから中止。河川敷に増えるゴミを一年我慢しなければならないとは情けないです。仲間たちと片付けられるところから微力ながら取り組んでいきます。

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中止の告知のために中之島公園に来ましたが、周知が徹底したのか、4名ほどの方が来られただけでした。用事を済ませて渡月橋から右岸をさかのぼります。

櫟谷宗像神社の参道脇の桜です。早咲きの川津桜でしょうか。渡月橋を背景に撮ろうと思うのですが、電線が張り巡らされていて、マクロレンズの固定焦点ではこれが精一杯です。

川縁のカエデの芽が膨らみ始めていました。地味ですが捨てがたい美しさがあります。

船着き場の傍にクサギの大きな株がありました。灌木であまり太い木にはならないのですが、これほどの太さのものは初めて見ました。

最も太い幹です。直径10センチくらいはあったと思います。

川縁の楓の古木が早々と新芽を出し、花を咲かせていました。

オニノゲシのロゼットのようですが、もう少し大きくならないとはっきりとはわかりません。

ホトケノザ。

オオイヌノフグリ。早朝から雨降りと曇り空で蕾が閉じています。

イズセンリョウ実をつけたまま花が咲きそうです。

虫に食われることの多い葉は元々このような形。大きく展開するものもあります。半日陰で、めいっぱい太陽光を取り込もうとしているのでしょうか。

その冬芽です。

亀山公園へ上がって、アカバナマンサクの冬芽。

花が盛りです。

花を正面から見ると、食虫植物のようで、ちょっと不気味。マンサクはやはり日本のものが清楚でいい感じです。これはちょっと派手すぎます。

栗の冬芽。

まだ葉が落ちずに残っています。ブナ科の若木や強剪定されて伸びた枝に特徴的。

その幹です。

アセビは今が盛り。赤花。



白花。


 白花の赤い花序が美しいです。

この木がなんだかよくわかりません。葉は分厚く革質で鋸歯はありません。


その幹です。

ナワシログミです。実がかなり大きくなってきました。


ナワシログミの冬芽です。

細かい芽鱗で覆われていて、独特です。


今日はここら辺までにしておきましょう。

2020.03.01.撮影
2020.03.01.記述





京北の林内探索

京北の樹木植物に詳しい方に案内していただいて、ホンゴウソウを探しに行きました。昨年枯れたものを見つけられたとか。目的の場所に行くと、Bingo!約20株ほどが集まって、周囲にもまばらに生えていました。ヒノキ林の林床です。そこから冬虫夏草探索に切り替え、ムシヒキアブのアナモルフ、ガ...