先だってヤマアイについて、雄花ばかりと書きました。昨日同じ近所の生息地に行ってみたところ、数は少ないですが雌株もあって、雌花を確認できました。
*****
これが雌花。柱頭が2裂しています。
子房がかなり膨れてしまっていますが、上部に2裂しているのが、柱頭。下に見える突起が棒状体と呼ばれる腺体です。
これが雄花です。
2021.04.03.撮影
先だってヤマアイについて、雄花ばかりと書きました。昨日同じ近所の生息地に行ってみたところ、数は少ないですが雌株もあって、雌花を確認できました。
*****
先般ポストした写真の1つヤマアイについての落ち穂拾いです。
*****
先般ポストしたヤマアイの写真は雄株であることがわかりました。ヤマアイは雌雄異株であることを知りませんでした。ネット上でいろいろと調べてみると、万葉の時代には染料としての用途があったらしいのですが、タデアイと異なりインディゴの成分を含まないために、青色が定着せず、焙煎の方法が失われてからは長い間染めの材料としては使われなかったようです。
ところが、和歌山県在住の染色作家・辻村喜一氏が、銅による媒染で色を定着することを発見し、それを書籍に記述されているそうです。昭和51年のことだそうです。辻村氏の書籍を参照したいと思うのですが、近隣の図書館にはありませんので、今後の課題とさせていただきます。
京都の近郊にもたくさん生えていますので、方法がわかれば一度試して見たいですね。
2021.03.11.撮影
京北の樹木植物に詳しい方に案内していただいて、ホンゴウソウを探しに行きました。昨年枯れたものを見つけられたとか。目的の場所に行くと、Bingo!約20株ほどが集まって、周囲にもまばらに生えていました。ヒノキ林の林床です。そこから冬虫夏草探索に切り替え、ムシヒキアブのアナモルフ、ガ...