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2021年4月20日火曜日

京都市北部林縁の春

京都市北部の林縁を歩きました。この日の日中気温は10度以下。春はまだ遅く、京都市内では散り始めているウワミズザクラもまだつぼみのままでした。

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まだ開花前のウワミズザクラです。

これはホオノキの芽吹き。

タラの芽です。

サルトリイバラの雄花です。日陰であまり育ちが良くありませんが、頑張って花を咲かせています。

クロモジの花も咲いていました。


これはメギ。棘が鋭いですが、美しい花を咲かせます。



これはおそらくナメアシタケの仲間。




朽ち木にヒノキの芽生えがあります。

これはカンムリタケ。湿地を好み落ち葉などに生えます。薄暗い林縁ではとても美しい。



2020年2月20日木曜日

府立植物園:冬芽の勉強

春が駆け足で近づいてくるので、大急ぎで冬芽の勉強を継続します。

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エゴノキのようです。先般掲示したハクウンボクのように、必ず副芽があります。

これもエゴノキと推測する理由の一つ。エゴノキ特有の虫えい、エゴノネコアシの「お疲れさん形」のようです。

拡大します。

樹皮です。

大カナメモチの冬芽が成長してきています。

ナラガシワの冬芽です。

その樹皮。若木です。

 カツラの側芽です。

カツラの頂芽です。カエデのそれに似ています。

太めの枝の側芽です。

樹皮です。

ご存じ、オオカメノキ。

アオモジは早々と咲いていました。遙か頭上で仰ぎ見ないといけません。

大木の陰になっていたので、日の光を求めて背が高くなったそうです。その大木は先年の台風で倒れたとか。森に大きくぽっかりと穴が開いていました。

これはクロモジの冬芽です。クスノキ系の落葉樹ですので、アオモジと似ています。

その樹皮。

こちらはシロモジ。

その樹皮です。

これで、クスノキ科の愉快な冬芽は、カナクギノキ、アブラチャン、アオモジ、クロモジ、シロモジを観察したことになります。

2020.02.18.撮影
2020.02.19.記述




京北の林内探索

京北の樹木植物に詳しい方に案内していただいて、ホンゴウソウを探しに行きました。昨年枯れたものを見つけられたとか。目的の場所に行くと、Bingo!約20株ほどが集まって、周囲にもまばらに生えていました。ヒノキ林の林床です。そこから冬虫夏草探索に切り替え、ムシヒキアブのアナモルフ、ガ...