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2018年3月17日土曜日

春雨一過

今日は昨日雨を降らせた前線が遠ざかり、台風一過のような晴天でした。気温は平年並みに低いのですが、日差しの強さはお彼岸の近いことを知らせてくれます。嵐山近辺は観光客が多くなって、いよいよ観光シーズンの到来を感じさせます。観光業と関係ないジモピーにとっては、交通渋滞などが頻発してあまり喜べません。そもそも出口のない観光地に大型バスで観光客をどんどん送り込むのですから、たまりません。高齢者の方々はバスに座れない、そもそも乗れないなどの不便を強いられることもあるようです。

さて、今日は午後から川沿いの植物観察、その後嵐山近辺の野鳥観察をしてきました。まだジョウビタキ、アトリ、ルリビタキ、ツグミ、ヒドリガモ、コガモ、キンクロハジロ、オオバンなど冬の渡り鳥が一部残っていました。エナガ、シジュウカラ、ヤマガラ、コゲラなどの姿も見えました。

セイタカアワダチソウのロゼッタです。大きくなってきました。

スギナも伸びてきました。

早くもスイバ(?)が花を付けています。

カラスムギは昨年から成長してきています。
昨年末の除草が成長のきっかけになったようです。

ヒメウズです。これも早くも花を付けています。

スギナの若い芽です。

ノゲシでしょうか?

ダキバアレチハナガサが枯れずに残っています。

春は紅葉と落葉の季節でもあります。
アメリカフウロは場所によって、見事に紅葉します。
傍の落ち葉は楠のものです。

ヒメオドリコソウです。

河原に降り立ったのは、セグロセキレイ。

こちらはハクセキレイ。

 アキニレが芽吹いてきました。

これは何の芽でしょうか?

アカメガシワの芽です。


ちょっとオオカメノキの目に似ていますが、左手の方が大きいようです。


冬から春へと劇的な変化が起きている季節ですね。

by harusan


2018年3月11日日曜日

丹波地方探索

今日は京都府の北部、丹波の地を訪ねました。京都市内と比べるとやはり気温が少し低く、春の訪れが若干遅い印象でした。鳥見と植物観察を楽しみました。

山裾のフキノトウは、ようやくつぼみを開いたところです。

梅の花も三分咲きといったところ。

オオイヌノフグリとヒメオドリコソウの群落です。


これはシンジュ(ニワウルシ)の葉痕です。大きいですね。

この葉痕の持ち主はまだわかりません。


セリバオウレンが咲いていました。

オオイヌノフグリとタネツケバナです。

ユキワリイチゲが咲いていました。



ヤマネコノメソウです。

これは何でしょう?

by harusan



2018年3月7日水曜日

オオイヌノフグリ

京田辺市の興戸から木津川へと散策しました。このあたりは昔木津川の氾濫原だったところで、天井川が多く、辿った普賢寺川も天井川です。かつて興戸駅の京都側には天井川を近鉄の線路が通る天井川トンネルがありましたが、川の流れを変えて水を涸れさせ、一部河床と堤防を撤去して、道路を拡張しています。

周辺の水田は、冬でも十分に水の引かない湿田が多いのですが、これがケリやシギなどの水鳥を引き寄せているようです。春先の今は、田んぼごとに畦の内側に排水用の溝を掘って水を抜いて土を乾かし、トラクターで荒起こしに入る準備をしている。水田には土を乾かして土中の空気を入れ換える時期が必要なのです。

途中道に迷って飯岡(いのおか)という集落に入りました。人気のない丘の町ですが、家が立派で、いずれも豪農という感じ。後で人に聞いたところでは、この集落は昔は木津川の向こう岸にあったのだが、水害に遭ってこの高台の地に移り住んだとか。移り住んだ後、元の地に「いのか(帰ろうか)」と言っていたものが、いつの間にか、この土地の名前、「飯岡(いのおか)」になったという。なんだか信憑性のある話です。地区の一部には「飯岡城」なる場所もあります。木津川を後ろにした場所で、砦の跡だったのだろうか。いろいろと想像を刺激されます。一度このあたりの郷土史を探ってみたいものです。

ナズナです。場所によってはかなり大株になり、
もう咲き終わって、実を付け始めているのもありました。


オオイヌノフグリの群落です。
これだけ咲きそろうと、満天の星のようですね。



ヒメオドリコソウです。


コハコベです。花がとても美しい。

栽培されているお茶の木です。

橋の欄干下、車道との間から生えたキュウリグサです。
花はとても可憐で美しい。

ハシボソガラスが巣材を運んでいました。

カシラダカのようです。

ツクシも顔を出していました。
奥に見えるオランダミミナグサは、雑草の典型のような草で、
姿も花も目立ちませんが、花はとても美しい。

by harusan


京北の林内探索

京北の樹木植物に詳しい方に案内していただいて、ホンゴウソウを探しに行きました。昨年枯れたものを見つけられたとか。目的の場所に行くと、Bingo!約20株ほどが集まって、周囲にもまばらに生えていました。ヒノキ林の林床です。そこから冬虫夏草探索に切り替え、ムシヒキアブのアナモルフ、ガ...