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2020年5月13日水曜日

西山沢筋散策

西山の沢筋を散策しました。今年一番の暑さで少々へばり気味。これからは適度の水分補給が大切になります。出会った植物と昆虫などのメモです。

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もっとも一般的なカワトンボ、アサヒナカワトンボのようです。沢筋にはたくさんいます。

トンボの足は驚くほど長く、そこに生えた長い毛は、足を広げると大きな網になって昆虫を捕らえます。このトンボも、時折ひらりと舞い上がり、小さなユスリカのような昆虫を捕食していました。

ヌカボシソウです。今の季節あちこちに花を咲かせ実をならせています。涼しげです。


タニギキョウです。小さな花ですが、可憐で美しい。名前の通り、キキョウの仲間です。

これはおそらくシイの木の新芽。谷筋なので大きく育たないでしょうが、季節は忘れません。

コクサギがありました。交互に2枚ずつ葉が付く、いわゆる「コクサギ型葉序」をきれいに見せています。

これはミズタビラコ。キュウリグサの仲間です。分類学的にはムラサキ科キュウリグサ属。これも薄暗い谷筋ではとても可憐な花です。

先ほども紹介したカワトンボがシダの上で休んでいます。オスの羽根は茶色系統もあるそうです。

ウスモンヒロバカゲロウがいました。生態についてはよくわかりません。

これはタツナミソウ。花の形が押し寄せる波頭に似ています。

こちらにもコクサギが生えていました。独特の葉の付き方がよくわかります。

雄木のようで、雌花は見られませんでした。花殻です。

ツリガネニンジンの蔓のようです。昨年この付近で花を咲かせていました。


アオオニグモのメスのようです。一枚の葉を往復して糸を張っていました。隠れ家を作っているようです。美しいクモです。


ヒメコウゾも咲いていました。雌花と雄花があります。

同じ個体の枝でも、こちらは雌花だけです。

帰り際に通りすがった家のイヌツゲがつぼみを付けていました。

2020.05.11.撮影
2020.05.12.記述


池端で

買い物の帰りに遠回りをして池端の野鳥を見てきました。折からの寒波でこの冬一番の冷え込み。横殴りの風が吹く中の観察です。人の出がないので、日頃は隠れていがちな野鳥の姿を認めることができました。 ヒクイナです。 タシギです。 クイナです。 晴れ間に突然カワウの一群が飛び立ったと思った...