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2022年3月22日火曜日

チョウゲンボウの空中キャッチ:A kestrel catches an insect in the air

 チョウゲンボウが空中で虫を捕まえる光景がしばしば見られます。水平飛行中に翼を立てて急ブレーキをかけ、片足で虫を補足し、そのまま空中で食べてしまいます。チョウゲンボウそのものもいつ現れるかわからず、また、いつその行動に出るかわからないので、なかなかよい写真を撮ることができません。羽虫の多くなるこの季節再度のチャンスを待つことにします。

Kestrels are areal capturing small insects, probably river flies, in flight. They eat the insects on the spot while they are hovering or gliding. It is hard to take good pictures but I will try again and again.

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They eat the insects in the air.


Photo 2022-03-21

2021年10月13日水曜日

チョウゲンボウ、カラス、トビ

夕闇が迫る河川敷でチョウゲンボウ、カラス、トビがじゃれ合うように飛び交っているのを目撃しました。日頃はチョウゲンボウがカラスに追われているのを見るのですが、この日は3種の鳥が旋回し、突っかかり、お互いの飛翔能力を試すように、戯れるように飛び交っていました。このようにして、遊びを通じて相手の力量を測っているのかも知れません。

I saw a kestrel, crows, and a kite flying together as if they were jostling each other over the riverbed in the evening darkness. Normally, I would see a kestrel being chased by crows, but on this day, the three species of birds were circling, pecking at each other, and flying playfully as if testing each other's flying ability and maneuverbility. In this way, they may be gauging the competence of the other through play.

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The photos show a kestrel and a crow.




Photo 2021-10-12



2021年10月6日水曜日

チョウゲンボウ

上野橋付近にチョウゲンボウの姿を頻繁に見るようになりました。今日は鳩の群れに異様な雰囲気を感じて空を見上げると、上空にチョウゲンボウのホバリングしている姿を認めました。チョウゲンボウは小型の猛禽で、多くの場合はバッタなどの昆虫を捕食しますが、これまで野鳥ではカワラヒワ、大きなものではイソシギを捉えて丸ごと食べてしまうのを目撃したことがあります。猛禽の例に漏れず、視力は抜群で、20mほど離れた場所のバッタを急降下して捕らえるところも目撃しました。

かつて同僚のイギリス人に、チョウゲンボウのことを話すと、ケン・ローチ監督の「ケス」という作品があることを教えてもらい、DVDを購入して視聴しましたが、社会派の監督らしく、貧困問題をえぐる作品で、少年とチョウゲンボウの友情が最後に悲劇に終わる部分は見ていて大変つらいものがありました。

I have started to see a kestrel frequently near Kamino Bridge. Today, I felt a sudden turbulance among a flock of pigeons, and when I looked up at the sky, I recognized a hovering kestrel in the sky. It is a small bird of prey, often preying on insects such as grasshoppers, but I have witnessed it catch and eat a kawarahiwa, an Oriental greenfinch, and an isoshigi, a common sandpiper, in the wild. As is usual with birds of prey, they have excellent eyesight, and I even witnessed them swoop down and catch a grasshopper from about 20 meters away.

When I mentioned the kestrel to a colleague from England, she told me about a film called "Kes" directed by Ken Loach, and I bought the DVD and watched it. Roach is a socially concerned director, and his films are about poverty in the working class, and the part where the friendship between a boy and a kestrel ends in tragedy was very painful to watch.

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Photo 2021-10-02

2020年10月11日日曜日

チョウゲンボウと遊ぶカラス

 風の比較的強い朝でした。ゆっくりしていると、知人から電話です。「お宅のマンションの上でミサゴとカラスがバトルしてるよ!」と。急いで家を出て見上げると、ミサゴではなくチョウゲンボウがカラス8羽に追いかけられています。しかし、じっくり観察すると、小回りのきくチョウゲンボウは、おおざっぱな動きのカラスをあしらい、いなし、適当に「遊んであげている」という感じです。折からの北風を利用して、双方ともに風に向かってホバリングしたかと思うと、風に乗って急上昇や急降下を楽しんでいるようです。

しばらくするとチョウゲンボウはカラスを後にして飛び去りました。その後、カラスたちはこの風を利用して避雷針を相手に遊び始めます。カラスたちの遊びは、避雷針の上をホバリングしながら、避雷針の先端のとがった場所に止まるか、触れるかして、また飛び上がる、という遊びです。風の吹き方によって流され戻され、右に左に振れるのを楽しんでいるようです。

遊びを知るというのは生物のかなり高度な知性の発現です。カラスはその高い知性で知られていますが、チョウゲンボウもそれに負けない知性を持っているのかもしれません。

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カメラを持ち出せたのは、さんざん遊んでチョウゲンボウがカラスから離れていく頃でした。この直後向きを変えて去って行きました。



チョウゲンボウが去った後にカラスたちが始めた遊びです。避雷針の上でタッチアンドゴーを順番に繰り返します。多いときは8羽でこれをやっていました。




2020.10.05.撮影
2020.10.10.記述



2020年9月29日火曜日

チョウゲンボウ参上

チョウゲンボウが戻ってきました。高層棟は11階。冬場はチョウゲンボウの見張り場所になります。多いときには3羽が集います。執拗なカラスの攻撃にめげずに春までいてくれること祈ります。

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チョウゲンボウのお気に入りの止まり場所です。朝の猟を終えて、羽繕い中でした。

チョウゲンボウの来訪は下を向いて歩いていてもわかります。止まり場の下にはバッタのパーツが。大きなマダラバッタのようです。冬場にチョウゲンボウの餌となるのは、ほとんどがバッタ類。時折スズメが混じります。ある冬にハト執拗に狙う個体がいましたが、一度も成功しませんでした。やはりハトは大物過ぎます。

敷地内のイチョウがたわわに実をつけています。今年は特に実りが良いようです。



日一日と夜が涼しくなり、銀杏の実が色づいてくるようです。

2020.09.26.撮影
2020.09.28.記述



 

京北の林内探索

京北の樹木植物に詳しい方に案内していただいて、ホンゴウソウを探しに行きました。昨年枯れたものを見つけられたとか。目的の場所に行くと、Bingo!約20株ほどが集まって、周囲にもまばらに生えていました。ヒノキ林の林床です。そこから冬虫夏草探索に切り替え、ムシヒキアブのアナモルフ、ガ...