ラベル ユスリカ の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル ユスリカ の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2022年3月25日金曜日

ユスリカの大発生:Lake flies abound

March 23rd saw a swarm of lake flies over the river and nearby woods. The size of the flies is very small, but there must have been billions of them flying out of water. They are actually carrying the nutrients out of the river, helping purifying the water.

3月23日にユスリカが大発生しました。川面に大きな蚊柱が立ち、水面を流れるユスリカを、カモたちが盛んに食べています。コサギまでついばんでいるのには驚きました。このユスリカは極小の部類で、渓谷沿いに数十メートルの高さまで上昇していました。名前はわかりません。これを写真に撮ると、意外な格好で飛んでいることがわかりました。交尾する個体は少なく、ある種のカゲロウのように単為生殖で増えるのかもしれません。

*****

体長は約5ミリ。100匹集めても1グラムになるとは思えません。


拡大すると、このような格好で飛んでいます。

長い前足を前に掲げて飛んでいることになります。


交尾しながら飛ぶものもあります。

不思議な格好です。何かを捕らえるわけでもなさそうです。


これは交尾しているところ、右側のものが大きくて腹部が長く、メスのようです。メスの腹部にはぎっしりと卵塊が詰まっているのでしょう。おそらく数時間の命と思われます。

Photos 2022-03-23

2021年3月6日土曜日

ユスリカの大発生

以前にも書きましたが、冬の寒波の時期にユスリカが大発生します。なぜそうなるのかはよくわかりませんが、寒風をついてイワツバメが飛び交い、水面ではカモやオオバンなどが水面に浮かんだユスリカ(あるいは脱皮殻?)をついばんでいます。

その後寒さが緩んくると、また異なったユスリカの類が発生するようです。23日は寒い日で蚊柱は立ちませんでしたが、脱皮殻を多く見ました。24日は暖かい日で、蚊柱が立つほどの発生がありました。

ユスリカについては以前にも書いたエントリー「ユスリカと人間」があります。
*****

わかりにくいですが、渦を巻くようにユスリカが飛んでいました。(三川合流、2021.02.24.撮影)

動画では、よりクリアに見えます。



こちらは前日の寒い日。岸辺の白い帯の中に脱皮殻が含まれています。(松尾橋、2021.02.23.撮影)

岸辺に打ち寄せたユスリカの脱皮殻。

拡大します。

2つの脱皮殻を拡大してみます。終齢幼虫(サナギ?)の形がよくわかります。

左上は羽化して飛び立てなかったユスリカの成虫です。

詳しく見るとカゲロウの仲間もいました。これも羽化に失敗したものです。このような成虫は野鳥たちの貴重なタンパク源になるでしょうね。

羽化し損ねた成虫(?)あるいは脱皮殻(?)を食べるセグロセキレイです。


2021.02.23 & 24.撮影
 

京北の林内探索

京北の樹木植物に詳しい方に案内していただいて、ホンゴウソウを探しに行きました。昨年枯れたものを見つけられたとか。目的の場所に行くと、Bingo!約20株ほどが集まって、周囲にもまばらに生えていました。ヒノキ林の林床です。そこから冬虫夏草探索に切り替え、ムシヒキアブのアナモルフ、ガ...