*****
建礼門の近くの林で、カラスが何かをくわえています。ドングリのようです。
しばらく歩き回った後、場所を決めてドングリを隠し始めました。
入念に奥へ押し込んでいます。
しばらくして結果に納得すると、ゆっくりと歩いて去って行きました。カラスの体側に黒いものが見えるのは、風斬り羽根の一枚が乱れているからのようです。
そこからしばらく歩いたところに、先般ブログに書いたカラスの「金床」がありました。いろいろなドングリを割った痕跡があります。
少なくとも2種類ははっきりしているようです。
食べかけて放置した実もあります。このドングリは、近くに生えているツクバネガシのもののようです。
殻を並べてみると、シイの実とツクバネガシの2種類があるようです。試しにツクバネガシをかじってみるととても渋い。後口にまで残ります。いくつかは我慢して食べたものの、あまりのまずさに途中で放棄したのかもしれません。
振り返って、先のカラスがくわえていてドングリを拡大してみると...シイの実のようです。
どうやら、カラスはおいしい実を選んで隠しているようです。隠したまでは良いのですが、果たしてこれをちゃんと見つけることができるのでしょうか。Good luck!
2019.12.15.撮影
2019.12.15.記述