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2022年3月11日金曜日

植物園探鳥会:Birdwatching in the Botanical Garden

城陽市の図書館が府立植物園でのバードウォッチングを企画され、そのお手伝いをしました。当日は風が強い日でしたが、気温はこの春一番に高い日で、メジロから始まり、大群のイカル、ハチジョウツグミ、ジョウビタキなど多種の野鳥が観察できました。またユキワリイチゲ、セツブンソウ、フクジュソウ、フキノトウなど春の草花も見頃で、充実した観察会になりました。
The Joyo City Library organized a bird-watching event at the Prefectural Botanical Garden, and I participated as a guide. It was a windy day, but warm, and we were able to observe a wide variety of birds. Spring flowers were also in bloom, making for a fulfilling observation tour.
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ハチジョウツグミ、グレー型。
ハチジョウツグミ、オレンジ型。
アトリ(オス)。
ユキワリイチゲ。
オオカメノキ。
フキノトウ。
セツブンソウ。

フクジュソウ。

Photo 2022-03-05

2020年4月13日月曜日

近所の草花

昼間に根を詰めた仕事があり、夕方になってやっと散歩の時間がとれました。しばらく歩いていなかった堤防道路を散策しました。

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ヒメコウゾの花が咲いていました。雌雄異株で、この木は雌木、花は雌花です。この付近では雄木雄花は見たことがありません。和紙の原料であるコウゾは、このヒメコウゾとカジノキの雑種とされます。実は桑に似ていますが、小さくオレンジ色、食べることができます。






ムクノキの芽です。黒く見えるのはアブラムシ。この時期新芽の写真を撮り、跡で見返すと、いろいろな虫や虫の活動の痕跡を見ることができます。

拡大します。

これはヤマグワの雌木の雌花。よく見ると...

 蛾の卵でしょうか、黄色く見えるものは卵塊です。

これは蕾。

トウカエデの花です。

こちらはウバメガシの新芽。


シラカシの新芽です。


ハナミズキの花芽。膨らんできました。

こちらは葉芽。

ハナミズキの花は、花びらに見えるものは実は花を守る総苞で、中の小さな花が花の本体です。

この花の中にも小さな生き物がいました。

これです。

トウカエデの花です。数十年家の傍に生えていましたが、今年はじめて観察しました。


サンシュユの花の跡です。これから実が大きくなるでしょう。

こちらはオオカナメモチの花。開花直前です。

2020.04.09.撮影
2020.04.11.記述




2020年3月30日月曜日

植物園:オオカメノキが咲きました。

久しぶりに府立植物園に出かけました。桜をはじめ春の花々が咲き始めているので、入場者は結構多く感じます。約2週間ぶりなので、木々の芽が芽吹き、花芽がほころんで春爛漫に近づいています。

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植物生態園の池の畔のオオカメノキが開花していました。毎年冬芽を撮るのですが、春早々と開花するために、開花時期を逸しがちでした。今年はちょうど開花の盛りをとらえることができました。

ガクアジサイなどの同じように、白にピンクがかった両性花の周りに5弁の装飾花を配して、とても清楚な印象です。早春の山の中で見るとさぞかし美しいだろうと思えます。オオカメノキはレンプクソウ科ガマズミ属に属し、名前は、卵円形の葉を亀の甲羅に見立てたことから。また、「ムシカリ」の別名があるのは、この葉がボロボロになるまで甲虫によく食べられ「虫食われ」の呼び名が転訛したようです。

2020.03.29.撮影
2020.03.29.記述


2020年1月9日木曜日

植物園冬景色:受験生の木など

仕事の帰りに植物園に立ち寄ってきました。お目当ては最近勉強している樹木の確認。特にシラカシの確認。近隣の公園などはアラカシばかりでシラカシが見当たりません。

ところが、カシの木が多いあたりをいくら探しても見あたりません。そこで係員の方に尋ねましたが、先年の台風で倒れたりして、元々少なかったものがほとんどなくなってしまったそうです。クスノキ並木のそばにあることを教えてもらいましたが、閉園の時間が迫っていたので、鴨川門から出ようと歩いていたところ、後ろから「お客さ~ん!」の声。先ほどの係の方が一枝手折って、自転車で走って持ってきてくださいました。感激!

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アラカシよりも小ぶりで鋸歯もなく、大人しい感じの葉です。次回訪ねたときには現物を見たいものです。

その他今回の訪問で印象に残ったものなどを少々。

ツクバネガキ(ロウヤガキ)です。こんなに大きな気になるとは知りませんでした。実りぶりも実によいです。

傾いた陽光に映えてとてもきれいです。

盆栽も味がありますが、大きく育ったものも、のびのびしていていいですね。

ヤマガラが何かの実をくわえています。ナンキンハゼでしょうか。

場所を探して...

位置を定めると...

両足で押さえ込んでつつき始めました。ヤマガラはこのように、両足をつかって餌を挟み込んで食べる習性があります。先に紹介したハシボソガラスと同様です。

 ヤマガラは賢くて器用な鳥として知られており、昔は縁日でおみくじを引く「おみくじ芸」を見せるヤマガラがいました。今では野鳥の捕獲と飼育は鳥獣保護法で禁止されていますが、過去のものでしょう、Youtubeにその動画が掲載されています。お金をくわえる⇒賽銭箱に入れる⇒鈴を鳴らす⇒お堂の扉を開ける⇒おみくじをくわえる⇒扉を閉める⇒戻る⇒おみくじを置く、という一連の動作をいとも簡単にやってのけます。 ご褒美は麻の実のようですね。

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さて、植物ですが、これはヤマコウバシ。葉が枯れても「落ちない」ので、受験生のお守りにも使われるとか。「受験生の木」として知られています。

これはおなじみオオカメノキ。ウサギのようにも見え、また万歳しているようにも見える、楽しい木です。ガマズミの仲間です。


今日は時間があまりなかったので、急いで回りました。ひとけのない植物園をほぼ独占状態でした。

2020.01.08.撮影
2020.01.08.記述


池端で

買い物の帰りに遠回りをして池端の野鳥を見てきました。折からの寒波でこの冬一番の冷え込み。横殴りの風が吹く中の観察です。人の出がないので、日頃は隠れていがちな野鳥の姿を認めることができました。 ヒクイナです。 タシギです。 クイナです。 晴れ間に突然カワウの一群が飛び立ったと思った...