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2019年7月16日火曜日

ツバメの子

初夏に恒例の、国交省による堤防の草刈りが行われました。今年は昨年よりもだいぶ遅く、7月12日でした。草むらに隠れるバッタの類には災難ですが、飛び出してくる食べ頃サイズの虫たちは、鳥たちにとっては大ごちそう。雨の日にもかかわらず、大型の草刈り機が通った後には、飛び出した虫を狙ってツバメたちが飛び回っていました。

巣立ち間もない子ツバメたちは、道路に跳ね回る小さなバッタの類を追いかけて、道路を走っています。ツバメは飛翔中に虫を捕らえるのが常で、走って捕らえることはまずありません。とにかくおなかが減っているのでしょうか。自分でも捕まえることのできる虫たちに大喜びの様子で、子ツバメたちの可愛い姿に見とれました。

そのうちの1羽が、走り疲れたのか、歩道脇で一休みしています。望遠レンズで覗くと、嘴の端の黄色味こそありませんが、胸の赤味もまだ十分にない若鳥です。しかし、羽はきちんと生えそろい、ツヤツヤして雨水が水玉になって転がり、脂分の乗りも十分なようです。こちらを右目、左目で順番に見たあと、さっと飛び立っていきました。

約1ヶ月後には「ねぐら入り」で、大集団を形成し、その後遠い南の国へ帰っていきます。この小さな鳥の気力と体力に、脱帽です。

右目で、

左目で、

まあ、害はないか、と品定めされたようです。
2019.07.12撮影
2019.07.14記述



池端で

買い物の帰りに遠回りをして池端の野鳥を見てきました。折からの寒波でこの冬一番の冷え込み。横殴りの風が吹く中の観察です。人の出がないので、日頃は隠れていがちな野鳥の姿を認めることができました。 ヒクイナです。 タシギです。 クイナです。 晴れ間に突然カワウの一群が飛び立ったと思った...