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2024年11月13日水曜日

クモを操るウジ虫(クモヒメバチ)

公園のゴミグモを観察していると、奇妙なものに気づきました。腹部にウジ虫のような幼虫がいます。どうやらクモの腹部に寄生しているようです。それで調べてみると、クモヒメバチの一種であることがわかりました。繭を作る時期になると、クモの脳を操って、繭を格納する特殊な巣を作らせるそうです。このまましばらく様子を見て、どのような巣を作らせるのか観察してみようと思います。

While observing a trash spider in a park, I noticed something odd. There is a maggot-like larva on its abdomen. It seems to be a parasite. So I checked it on the Net and found that it was a type of spider wasp. When it is time to make a cocoon, the maggot manipulates the spider's brain to create a special web that stores the cocoon. I will keep an eye on them for a while and observe what kind of nest they make them build.




2024.11.13










2022年5月30日月曜日

アリグモ(その2):Myrmarachne: Not abducting but courting

昨日のアリグモが気になったので、午後からまた観察に出かけました。気象台の発表では最高気温33.5度と真夏の暑さ。午後3時でもまだまだ暑かったです。

昨日の巣を見ると、巣が空っぽ。周囲にもアリグモの姿が見あたらず。さてはメスが成熟して恋愛成就が成り、巣を捨てて新居に越したか、と残念な思いで周辺の茂みに他の昆虫を探しました。

ところが、一回りして帰ってくると、巣の中に何かいるようです。スマホの明かりで見ると、何とメスが戻っています。傍の葉にはオスの姿も。

結局、一時期外出していただけのようです。また、昨日の論文などではわからなかったのですが、メスは2重の巣の中にいますが、自由に出入りできるようです。これは「拉致」や「監禁」ではなく、節度がある礼儀正しい(?)「求愛」行動ですので、論文にあった、coutshipという表現はまさにその通り、ということになります。

母グモはこの巣を産室として使うのでしょうか、あるいは別に産室を作るのでしょうか、興味は付きません。継続して観察していきます。

今日はまたゴミグモの巣も見つけました。このクモは巣の真ん中にゴミを集めることで知られていますが、その中に自分自身を紛れ込ませます。カモフラージュです。今日はよい写真が撮れなかったので、また捲土重来、ということで。


Photos 2022-05-29

池端で

買い物の帰りに遠回りをして池端の野鳥を見てきました。折からの寒波でこの冬一番の冷え込み。横殴りの風が吹く中の観察です。人の出がないので、日頃は隠れていがちな野鳥の姿を認めることができました。 ヒクイナです。 タシギです。 クイナです。 晴れ間に突然カワウの一群が飛び立ったと思った...