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2022年5月13日金曜日

雨の日:A rainy day

今日は朝からこぬか雨。午後に本降りになるということで、桜並木を歩いてきました。

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今年初めて見ました。ヤマトシリアゲのメスです。

すぐ近くにもう一匹いました。不思議な形をした虫です。

ジョウカイボン。

調べてみると、ツマジロエダシャクという蛾です。

下から見ると口吻があるので、ポリネーターとしての役割は果たしているのでしょうね。

キタテハです。相当に擦れているので、越年した勇者でしょうか。

なるほど、不敵な面構えです。

ヒメウラナミジャノメもこの大きさですと、結構迫力があります。

雨がちの日は昆虫たちの動きが鈍く、よい写真が撮れることもあります。

Photos 2022-05-12

2020年5月10日日曜日

夕方の散歩道で

5月も連休を過ぎる頃になると、日中は日差しも強く蒸し暑く感じますが、夕方の5時頃からは散歩に適した気温になります。風も凪いで木の葉のざわめきがやむと、ねぐらに入る小鳥の羽ばたきが聞こえ、草陰の小さな虫たちの動きまで見えてきます。いつもの桜並木の、30分ほどの散策での出会いをポストしておきます。

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ハルガヤの花はもう終わり。風になびく穂が涼しげでした。

これをちょっと詩情を出して撮ってみました。ワンストップオーバーです。

ウラナミジャノメはイネ科植物が食草。一昨年の爆発的な発生はその後見られません。

フタツメカワゲラ(の仲間)が至る所で交尾中。これはオス2匹がメス1匹に言い寄っているところ。お疲れ様です。

これも至る所に見られるヒゲナガカワトビケラ。



見事に来化けできるのが、この虫の特徴。木の皮目に沿って止まると見えなくなります。

アブラムシを探すナミテントウ。

羽根を閉じて眠りにつくツバメシジミ。


昨年からナヨクサフジがすごい勢いで繁茂するようになりました。冬でも枯れずに花を咲かせます。




カミキリムシに似たジョウカイボン。

カラスムギが涼しげな花を咲かせています。ヨーロッパ原産で史前帰化植物とも言われますが、他の輸入穀物に混入して近年勢力を伸ばしているとも言われています。これもずいぶん勢力を広げました。1月頃から花を付けているのを見ることがあります。今現在河川敷を覆う単子葉の葉の長い植物の多くは、輸入牧草由来であると、人から聞いたことがあります。黄色く見えるのが雄しべです。


2020.05.05.撮影
2020.05.09.記述


2019年7月8日月曜日

ヒメウラナミジャノメ

昨年は至る所にいたヒメウラナミジャノメが、今年はとても少ないです。この蝶はイネ科の植物を食草とします。近くの堤防は今年も同じようにイネ科の植物が繁茂しているのですが。昨年は夕方堤防を歩くと、羽を休めているヒメウラナミジャノメが本当に至る所にいたのに、今年は探してもなかなか見つかりません。

昨年は芝生に生えたネジバナにも吸蜜に訪れて、1本に3匹止まることも珍しくなかったのですが...。果物にも豊作の年(表)と不作の年(裏)があるように、昆虫にもそのような波はあるようです。何が影響するのか不思議です。

名残のあじさいの葉に止まりました。

タテハチョウの仲間ですので、前肢は退化し、4本足に見えます。

後翅裏にある、蛇の目紋5つの最下部のものが、マックロクロスケに似ている、ということで人気です。そう、あの宮崎駿のアニメ『トトロ』に出てくる、古屋に住み着くという妖怪「ススワタリ」です。

はじめてご覧になった方々は、どう思われますか?
2019.07.04撮影



京北の林内探索

京北の樹木植物に詳しい方に案内していただいて、ホンゴウソウを探しに行きました。昨年枯れたものを見つけられたとか。目的の場所に行くと、Bingo!約20株ほどが集まって、周囲にもまばらに生えていました。ヒノキ林の林床です。そこから冬虫夏草探索に切り替え、ムシヒキアブのアナモルフ、ガ...