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2021年3月17日水曜日

小さな庭で:カリンとブルーベリー

自宅の庭のカリンとブルーベリーにつぼみが付きました。いずれもほのかに赤みがかった、ちょっと恥じらいを含んだようなつぼみです。

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こちらはカリンのつぼみ。ピンク色のきれいな花が咲きます。

拡大します。

別なつぼみです。

こちらはブルーベリーのつぼみ。ブルーベリーはツツジ科スノキ属の低木で、この仲間としてはクランベリー、コケモモなどがあります。日本の山野に自生し、公園木としても植樹されるシャシャンボも同属ですが、現在は人が食べるよりも野鳥の餌になっています。


早々とつぼみが何者かに食べられているようです。つぼみからして美味しいのでしょうか。

2021.03.15.撮影


2020年4月27日月曜日

小さな庭で:ジャコウアゲハの産卵

小さな庭に植えてあるウマノスズクサにジャコウアゲハが産卵していました。まだ開き始めたばかりの葉に多い場合には6~7個の卵が産み付けられています。幼虫たちの旺盛な食欲を考えると、昨年同様早々にご近所に里子に出さねばならないかもしれません。

一昨年ウマノスズクサの苗をもらった育て始めた頃はジャコウアゲハの来訪はほとんどなく、昨年はじめて卵が産み付けられて総計40匹ほど育て上げ、40匹ほど里子に出しました。今年の春はおそらく20匹ほどがこの庭で羽化したと考えられます。

アゲハに帰巣本能があるかどうかは知りませんが、これほど早く産卵をみたのははじめてです。ほぼ毎日ジャコウアゲハの飛翔を目にしますので、数が増えた分、来訪も増えているのかもしれません。

今日は庭で昨年末にひこばえを採取して養生しておいた苗を2株近くの堤防の法面に移植してきました。うまく育つといいのですが。

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ジャコウアゲハの卵です。美味しそうなオレンジのコーティングは実は毒だそうで、かわいい我が子の命を守る母の愛か、はたまた、色も体も毒気を含んだチョウの落とし子か...見る目によってかわいさ度が異なります。

上掲の写真の葉裏です。

4個の「固め産み」です。まだ伸びきらない若い葉に。「これはないだろう!」と言いたいですね。母親がよほど産気づいていたのか...

地面を這うように伸びるイヌノフグリには、まだ多数の花が咲いていました。横合いに何食わぬ顔で咲いているのは、タチイヌノフグリ。だまされてはいけません。早速駆除しておきました。



いつの間にかカリンの実も大きくなってきました。今年は実のなりが少ない裏年のようです。

2020.04.25.撮影
2020.04.25.記述


2020年3月25日水曜日

小さな庭で:カリンの花が咲きました

庭のカリンの花が咲き始めました。親戚の家からカリンの実をたくさん譲っていただき、カリンジャムを作ったのがかれこれ6年ほど前、そのおいしさにカリンの実を自前で手に入れたくて苗木を購入しました。最初は細かった幹も、今では直径8センチほどの丈夫な木に育っています。毎年実をつけてくれるのですが、表年と裏年があって、昨年は2つしか実りませんでした。花もなかなか美しい木です。


カリン(花梨)と言われる植物には2種あって、1つはマメ科シタン属の広葉樹。これは熱帯に育ち、古来から銘木として唐木細工に使われます。一方で我が家に植えたのは、バラ科のカリン。これは秋に黄色で芳香を放つカリン。果物屋の店頭にも並び、果実酒や、煮詰めてジャムを作ります。寺社にもしばしば植えてあるのを見ることがあります。


カリンを植えて間もなく、葉に点々と茶色の斑点が出る病気にかかることを知りました。調べてみると、「赤星病」という病気で、さび菌の一種が繁殖しているとのことです。この菌は夏に胞子になって飛び出してビャクシン類の葉の中に侵入し、冬越しし、春になると再び胞子を飛ばして今度はバラ科の植物、特にナシやボケなどに寄生するとのこと。カリンも被害を受ける木の1つです。周囲にはビャクシン類の代表格カイヅカイブキが多数植えられているので、格好の餌食になっているようです。

最初は消毒しようかと思いましたが、小さな庭ですし、チョウやハチの訪問を楽しみにしているので、消毒はヤメ。様子を見ていると、毎年少しずつですが、斑点が少なくなるように思います。まさかとは思いますが、カリンが抗菌耐性を獲得しているのかもしれない、と思ったりします。

伸び始めた新芽にアブラムシが早速登っていました。すでに近くにはテントウムシが控えています。「害虫益虫」は人間の目から見た価値観です。自然界では自然界のバランス作用が働くでしょう。

2020.03.24.撮影
2020.03.24.記述




2018年3月6日火曜日

イヌノフグリの生長

昨日の雨で空気がすっきりと洗い流されて、今日は気持ちのいい晴天となりました。気温は低め。庭のイヌノフグリを確認しました。よく見ると昨年よりも生えている面積が拡大しているようです。ここしばらくは、イヌノフグリ・リッチな生活になりそう...

それにしても花は小さく目立たない。直径は5ミリほどだろうか。

フグリもすでにできている。ということは、
やはり1ヶ月ほど前には花を咲かせたのではないだろうか。

フグリは、下を向いているのですが、蔓を引っ張って上向けました。


その中にタチイヌノフグリが混じり込んでいるようです。
これは駆除しないといけません。

右下がタチイヌノフグリ。周囲はすべてイヌノフグリ。

庭の他の植物の状況です。
カリンの花芽です。もうすぐピンクのきれいな花を咲かせます。

ブルーベリーの花芽です。

ハナミズキの葉芽。

カエデ(羽衣)の芽。

by harusan


京北の林内探索

京北の樹木植物に詳しい方に案内していただいて、ホンゴウソウを探しに行きました。昨年枯れたものを見つけられたとか。目的の場所に行くと、Bingo!約20株ほどが集まって、周囲にもまばらに生えていました。ヒノキ林の林床です。そこから冬虫夏草探索に切り替え、ムシヒキアブのアナモルフ、ガ...