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年末にも立ち寄った草津の水鳥観察所から湖西を眺めます。多くのカモ類が観察できました。背景の山は比叡山。京都市内から見るのとは異なり、無骨ですが親しみのわく姿です。
湖岸近くにいた群れです。オナガガモ、オオバン、ホシハジロをメインに一目で300羽はいたでしょう。
京都市内で少なくなっていると感じているオナガガモですが、こちらの群れを見ると、安心します。
オナガガモの雄と雌。他のカモと同様に、羽根の模様は雌雄でかなり異なります。これだけの距離からも雌は枯れ草に紛れます。
くちばしに入るブルーのラインが特徴的です。
首から頭にかけての白のラインもおしゃれですし、首を細く長く見せます。
ちょっとアラート。
美しい鳥です。
オナガガモは英語でpintail。食餌の様子を見れば納得です。
これも京都では一頃よりも姿を見なくなったユリカモメが群れていました。パンを与える家族がいて、それをお目当てに寄ってきます。
ですが、大部分は沖合の杭の上におとなしく止まっていました。
岸辺にはアラカシの林があります。少し離れたところの実をムクドリたちがついばんでいました。ナンキンハゼのようです。
幹の模様です。
タゲリを求めて北上した愛知川近郊の田んぼでは、二番穂が豊かに実っていました。
しっかりした、大量の実りです。
2020.01.02.撮影
2020.01.02.記述