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2022年8月5日金曜日

雨後の夜:Evening after the rain

 久々に夕刻まとまった雨が降りました。夜半に敷地内を生きものチェックに出かけると、色々と現れています。乾燥した日々が続いたので、この湿り気を利用して出てきたようです。セミの幼虫の羽化、キリギリスの産卵の他に、ヤモリの餌取りなどです。

同時に色々な段階の羽化の様子が観察できます。すべてアブラゼミでした。クマゼミの羽化は一段落、ということでしょうか。




キリギリスの産卵です。草地にも産むのでしょうが、毎年アスファルトの裂け目にも産んでいます。

灯火に寄ってくる昆虫を狙うヤモリ。いかにもヤモリらしい姿勢です。

自宅庭にはカラスウリの花が咲いていました。今年は雄株だけ生えてきました。雌株がないのが残念です。

Photos 2022-08-03

2020年7月25日土曜日

今年のセミ事情

A strange phenomenon around cicada population

蝉の羽化に何か変調があるような気がしています。通常はオスが先に羽化し、少し遅れてメスが羽化。最後はメスばかり、というのが通常ですが、今年は6月末(27日)にニイニイゼミのメスを発見。さらに先日(7月15日)、こともあろうにツクツクボウシのメスに出会いました。

ニイニイゼミは、他のセミに先んじて鳴き出しますが、この時期のメスの羽化は記憶にありません。さらにツクツクボウシは8月に入りお盆の頃が最盛期です。7月半ばの、ましてやメスの羽化には驚きました。いずれも羽化直後と思われますが、単なる偶然か、あるいは何かセミの羽化に変調が来ているのかもしれません。

現在羽化が最盛期になりつつあるクマゼミやアブラゼミにはそのような兆候がありませんが、継続して観察していこうと思います。

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見事に木化けしたニイニイゼミ♀。2020.06.27.撮影

玄関の街灯に飛んできたツクツクボウシ♀。2020.07.15.撮影

羽化中のクマゼミ♂。以下、2020.07.21.撮影。

羽化がほぼ終了したクマゼミ♂とアブラゼミ♂。

こちらクマゼミ。40年ほど前は、京都には珍しかったセミです。いまは早朝からけたたましく鳴いて目覚まし時計です。熱帯性のセミなので、午前中から昼にかけてが一番元気。

こちらアブラゼミ。日本のセミと言えばまずこれでしょう。しかし、一般的に漫画や挿絵では、鳴き声が特徴的なことと、おそらくは首都圏での数の多さから、描かれるのはミンミンゼミのほうが多いと思われます。

2020.07.24.記述



池端で

買い物の帰りに遠回りをして池端の野鳥を見てきました。折からの寒波でこの冬一番の冷え込み。横殴りの風が吹く中の観察です。人の出がないので、日頃は隠れていがちな野鳥の姿を認めることができました。 ヒクイナです。 タシギです。 クイナです。 晴れ間に突然カワウの一群が飛び立ったと思った...