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2022年4月24日日曜日

ヒレンジャク:Waxwings

桜並木にヒレンジャクの群れが訪れています。一昨年は桜の木につくタマカタカイガラムシを食べに、桜の季節に大群が押し寄せてよい写真が撮れましたが、昨年今年と姿を見ていませんでした。今回現れた群れも、おそらくは旅の途中で立ち寄ったものでしょう。今年はカイガラムシはいないようで、出現し始めたフタツメカワゲラを食べていたようです。

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Photos 2022-04-21


2020年4月28日火曜日

キレンジャクとカイガラムシ

先の投稿にレンジャクがくわえたカイガラムシ(タマカタカイガラムシ)から何か粉のようなものがこぼれている、と書きましたが、その正体がわかりました。どうやら卵のようです。

その観察の顛末を以下に。

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これがその写真です。

 拡大します。粉というよりは、砂という感じです。

カイガラムシを見つけてきました。選択のポイントは、体に付いた蜜が乾いていること。あきらかに生命活動を終了しています。


一部を割ってみました。中に卵?あるいは繭?のようなものが見えます。

 拡大します。

これが取れた殻。糖分が乾いてこびりついているようです。

 これが中からこぼれ落ちたもの。形は楕円体です。

顕微鏡を取り出してみることにしました。砂糖でまぶされているのですが...

 水滴を落とすと表面張力で逃げますが、砂糖が少し落ちて、正体が見えてきました。どうやら卵のようです。

玉ひものように連続したものもあります。調べてみると、カイガラムシのメスは移動することがほとんどできず、羽根を持ったオスが訪れて受精します。その後カイガラムシのメスは卵を抱えたまま死にます。すると、その体内にあった卵が孵化して、幼生として這い出してくるそうです。息絶えても固い殻で大事な卵を守る、やはりこれは母の愛でしょうね。

キレンジャクは、長旅を前にして、甘いカイガラムシを食べることで体力を養います。一方で、カイガラムシは食べられることで子孫をより遠くより広く拡散させているのかもしれません。企業で言えばWin-Winの関係というのでしょうが、生態系の中では命のつながりと呼んだ方が良いでしょうね。また一つ新たな発見がありました。


2020.04.23 & 25.撮影
2020.04.25.記述



2020年4月25日土曜日

レンジャクの食べ物

キレンジャクとヒレンジャクが、自宅至近の桜並木にも来るようになりました。ここでもカイガラムシを食べていますが、昨日撮影した写真を精査していて、奇妙なことに気づきました。

というのは、カイガラムシをくちばしでつまみ取った瞬間に、何か粉のようなものが飛び散っているのです。必ずしもそうなるわけではありませんが、異なった個体が別々の場所でつまみ取ったカイガラムシに同じような現象が起きています。

レンジャクやその他の鳥たちとカイガラムシの関係を考えていたのですが、一方的に食べられるばかりでなく、カイガラムシたちは食べられることを自分たちの繁殖の機会としてとらえている可能性はないでしょうか。

つまり、鳥に食べられることで犠牲を払いますが、一方で鳥のくちばしや体に卵や幼生が付着して他の木や枝に広がる好機を得ている、のではないかと考えます。ひょっとしたら、レンジャクがつまみ取ったカイガラムシからこぼれる粉のようなものは、カイガラムシの卵ではないか、と想像しました。

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この日は20羽ほどの群れで訪れていました。キレンジャクとヒレンジャクがほぼ半数です。

これです。つまみ上げたカイガラムシから、何か砂のようなものがこぼれ出ています。

ピンぼけ写真ですが、これもそうです。カイガラムシから何か吹き出しているように見えます。


 ヒレンジャクの中には「口直し」なのか、時折サクラの花びらを食べるものもいました。 



 



この日はコムクドリも訪れていました。かろうじて葉陰にその姿を認めました。

2020.04.22.撮影
2020.0424.記述



2020年4月9日木曜日

カイガラムシとキレンジャク+ヒレンジャク

先日キレンジャクを観察した桜並木に再度出かけました。先般見つけたタマカタカイガラムシは、まだアリの活動が不活発なのか、排出した蜜が大量にたまり、かつここ数日の強風で、蜜が水分を飛ばされて、いよいよねっとりして、まるで水飴のように体から垂れ下がっていました。そのカイガラムシをお目当てにキレンジャクがまだ10羽ほど。よく見るとヒレンジャクも2羽混じった混群でした。

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したたり落ちそうな甘露です。

鳥でなくともなめてみたくなります。濃厚な甘みがありました。蜂蜜のようなえぐみはありません。
  
 
このように枝に鈴なりです。

キレンジャクの食事風景です。




 今日はこの中にヒレンジャクが混じっていました。お尻から失礼します。

ヒレンジャクには、キレンジャクに見られる、次列風切羽の先端の蝋状の突起物はありません。それと上記の写真のように尾羽の先端が赤いのが特徴です。

後ろ姿です。

用心深くてなかなか全身を洗わしてくれません。キレンジャクと一緒にいますが、少し距離を開けています。つかず離れずという感じで混じり合っています。

 尾羽の緋色の先端部です。

今年はレンジャクの観察を堪能しました。無事に繁殖地に渡って、再び姿を見せてくれることを願いつつ見送りましょう。

2020.04.08.撮影
2020.04.08.記述



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