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2021年10月24日日曜日

キササゲ無残

昨年から観察を続けていたキササゲが無残にも枝と幹を大きく伐採されていました。残念でなりません。伐採された枝が見あたらないところから、どうも生け花の材料として持ち去られたようです。調べてみると、キササゲはその独特な果実の形状から、生け花に用いられるようです。今後は残された株の保護と共に、播種あるいは挿し木によって個体の保護と増殖を考えたいと思います。

The branches and trunks of the Kisasage tree, yellow catalpa (Catalpa ovata), that I had been observing since last year had been cruelly cut down. It's a mindless act and it was a pitiful sight. Since I couldn't find any branches that had been cut down, it might have been taken away as a material for flower arrangement. As I looked up the plant on the Internet, I found many flower arrangement pictures featuring Kisasage. This tree bears peapod-like fruit and it is a unique among the flower materials. From now on, we would like to protect and propagate the remaining plants by sowing the seed or cutting the new shoots.

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Photo 2021-10-23


2021年5月28日金曜日

キササゲの開花

桂川の河川敷に唯一、一本だけ生えていると思われるキササゲが開花しました。昨年の観察会で、見慣れない長いサヤ状の果実を付けた木があるのに気づき、確認しました。ササゲはマメ科の草本ですが、キササゲはノウゼンカズラ科の木本です。ササゲのような長いサヤの実をつける木本ということで、キササゲの名前が付きました。

この木は幹周り15cm程度のものですが、その後京都府立植物園に行って、大木のキササゲを見て、大きく成長することを知りました。植物園にはこの在来種のキササゲばかりでなく、アメリカキササゲという、さらに長いサヤを持つキササゲも多数栽培していて、これらの花も見たかったのですが、残念ながらコロナ禍で休園となり、できなくなりました。

このキササゲも、堤防の草刈りによって伐採されるかもしれず、気になるところです。何とか守りたいです。

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きれいな円錐型の花序を形成します。

ノウゼンカズラ科と聞くと、花の形も似ているように思います。

側面です。

正面です。昆虫を奥に誘うガイドラインが複雑に付いています。

2021-05-23 撮影



池端で

買い物の帰りに遠回りをして池端の野鳥を見てきました。折からの寒波でこの冬一番の冷え込み。横殴りの風が吹く中の観察です。人の出がないので、日頃は隠れていがちな野鳥の姿を認めることができました。 ヒクイナです。 タシギです。 クイナです。 晴れ間に突然カワウの一群が飛び立ったと思った...