桂川の河川敷に唯一、一本だけ生えていると思われるキササゲが開花しました。昨年の観察会で、見慣れない長いサヤ状の果実を付けた木があるのに気づき、確認しました。ササゲはマメ科の草本ですが、キササゲはノウゼンカズラ科の木本です。ササゲのような長いサヤの実をつける木本ということで、キササゲの名前が付きました。
この木は幹周り15cm程度のものですが、その後京都府立植物園に行って、大木のキササゲを見て、大きく成長することを知りました。植物園にはこの在来種のキササゲばかりでなく、アメリカキササゲという、さらに長いサヤを持つキササゲも多数栽培していて、これらの花も見たかったのですが、残念ながらコロナ禍で休園となり、できなくなりました。
このキササゲも、堤防の草刈りによって伐採されるかもしれず、気になるところです。何とか守りたいです。
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きれいな円錐型の花序を形成します。
側面です。
2021-05-23 撮影
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