同好の方たちと琵琶湖の東岸に水鳥の姿を求めました。鴨の姿はずいぶん少なかったです。北紀行が始まったのでしょうか。それでも、2カ所で複数のミコアイサ、多数のタゲリ、ヤマセミ、オシドリなど、見たい鳥はほとんど網羅できた一日でした。
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草津水鳥観察所では、北紀行に備えて体力をつけてもらおうと、鴨たちに麦を撒いていました。麦は熱処理をして芽止めをしてあるそうです。ところ変われば野鳥への接し方も異なります。
オナガガモが主ですが、ユリカモメも混じっています。
餌にダッシュする鴨たち。
冠雪した比良山系が美しいです。
浮かぶカモたちの姿は、一頃よりはずいぶんと少なかったです。手前にキンクロ、背後にオオバン。
ミコアイサポイントでは3羽のオスを確認できました。
タゲリポイントでは約30羽を確認できましたが、なかなか敏感な鳥たちで、人影を嫌います。車の中からの撮影で寄ることができました。
虹色に光る翼の羽根が美しいです。頭の飾り羽根を含めて、他の鳥にはない魅力があります。
成長してきた麦と比良連峰です。
タゲリの後ろ姿。飛翔写真はなかなかピントが合いません。
畦に咲いていたオオイヌノフグリ。もう春真っ盛りの感があります。
途中寄った池にはヒシの実がぎっしりと打ち寄せていました。ここではオニビシはほとんどありません。
手前がオニビシっぽいヒシの実。後ろは通常のもの。
この池にはバンの姿がありました。
ミコアイサは、メス2羽、オス2羽。
カルガモが仲良く寝床に入っています。
ツグミです。
近くの宿り木には実がびっしりとついていました。雌雄別株でこれが雌木。
これが雄木。
ミコアイサのオス2羽。近寄れません。
ダイサギです。
琵琶湖にとても多いトビです。今日だけで60~70羽は見たでしょう。
ジョウビタキの雌です。
そこからヤマセミポイントに移動しました。ヤマセミの姿は垣間見た程度でしたが、オシドリが20羽ほどいました。
オスの飛翔写真です。暗くてブレブレです。
雌の飛翔写真です。
欲を言えばレンジャクも見たかったのですが...欲張りすぎですね。よい鳥見の一日でした。
2020.02.12.撮影
2020.02.12.記述