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2020年3月28日土曜日

花の季節:菜の花と桜

この週末はコロナウイルス感染予防で全国的に外出を自粛するようにとの通達が出ています。特に首都圏では感染爆発が起こるのではないかと戦々恐々。幸い(かどうか)に週末の天気は積雪も予想される大荒れのようですので、押して花見に出かけようとする人も少ないのではないでしょうか。

自宅近くでは今年は暖冬にもかかわらずセイヨウカラシナの育ちがゆっくりめで、ソメイヨシノの開花がそれに追いつき、週末から週明けにかけては菜の花と桜のコントラストが楽しめそうです。また、南向きの堤防の法面ではハマダイコンが花盛りで、サクラ、菜の花、ハマダイコンとピンク、黄色、白の3色のカーテンが楽しめそうです。

昨日撮影ポイントを探してきましたので、ちょっとプレビューです。

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桜並木を見たところです。今年はクリーン大作戦が中止になったので、川はゴミが多く、心が痛みます。花ばかりを愛でずに、川の流れの美しさを愛でることのできる日が来るといいのですが。

 ちょっとハイキーで写したセイヨウカラシナです。花に限らず植物は露出オーバー気味が幻想的な雰囲気になって、いい感じに撮れることがあります。

これはハマダイコン。群生しているので、絞り込んで圧縮効果を狙いたいのですが、100ミリレンズなのとかなりの曇天で手前にしか焦点が合っていません。

距離を置くと白に見えますが、近くで見ると紫から白に変化するグラデーションがとてもきれいです。

余りたくさん生えているので、野草として食べることができないかと検索すると、種、葉、根とみな食べられるそうです。一度チャレンジしてみたいです。

ハマダイコン(浜大根)とは?
https://kurashi-no.jp/I0030381

2020.03.26.撮影
2020.03.27.記述



2020年3月17日火曜日

桂川沿いに:冬の終わり

今日「寒の戻り」ということで最低気温が五度を下回る風の強い日です。雨模様でもありますが、晴れ間は気持ちが良いので、自転車で桂川の河川敷を走りました。木々はまだ冬の装いですが、シダレヤナギの花が咲き、ネズミムギなどの単子葉植物はつややかな葉を伸ばし、ナヨクサフジなどもいつの間にか葉を広げ、巻きひげで周囲の植物に絡みつつ伸び上がっています。人間界はコロナウイルス騒ぎで様々な動きが停滞していますが、季節は確実に歩みを進めています。

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堤防の法面にハマダイコンが毎年花を咲かすところがあります。ムラサキハナナの方が色が濃くて好きが人が多いのですが、私はこの大根が野生化したというハマダイコンの方が大根本来の花の形をとどめていて、より素朴に見えて好きです。


ガードレールには冬を越したジャコウアゲハのサナギが多数。

羽化の時期はまだまだです。蜜源植物が花を付ける必要もありますし、卵を産み付けるウマノスズクサが生えてからになります。

「お菊虫」とも言われます。冬のサナギはとりわけ色が濃いようです。このような複雑な形は擬態の一種でしょうか。

残念ですが、すべてのサナギが冬を越せるわけではありません。

別な斜面にはマンネングサの一種が無事冬を越えていました。メキシコマンネングサのようです。最近ブームの多肉植物セダムの一種です。


他のセダム類のようにこの種も紅葉しますが、色はあまり鮮やかではありません。土気のないコンクリート斜面に毎年耐えることなく生えてきます。程なく黄色の絨毯を敷き詰めたように花が咲きます。



2020.03.16.撮影
2020.03.16.記述




京北の林内探索

京北の樹木植物に詳しい方に案内していただいて、ホンゴウソウを探しに行きました。昨年枯れたものを見つけられたとか。目的の場所に行くと、Bingo!約20株ほどが集まって、周囲にもまばらに生えていました。ヒノキ林の林床です。そこから冬虫夏草探索に切り替え、ムシヒキアブのアナモルフ、ガ...