狙い通りアシナガモモブトスカシバに出会うことができました。環境省のレッドリストで絶滅危惧II類に入っています。太い後肢が、一時女子高生の間に流行ったルーズソックスのようです。
おそらくマミジロハエトリの雌だと思うのですが、結構好奇心の強い子がいました。平気でレンズに飛び移ってきます。ディフューザーを書ける暇もなく撮ったのですが、太陽とストロボで2つのアイキャッチャーができました。もう少し絞ると良いのかもしれません。
Photos 2022-08-12
再度アシナガモモブトスカシバポイントへ出かけてきました。この日は一時に4匹も飛ぶことがあり、たっぷりと観察することができました。ISO感度を上げ、シャッター速度を1000分の1以上にして、できるだけ絞り込むのが良いようです。動画も撮影できて、満足できる観察となりました。
気づいたのは、同じオオスカシバや、類似種のホシホウジャクなどと比べると、飛翔能力が若干劣る、つまり、動きが若干緩慢に見えます。また、しばらく飛ぶとクズの葉表などで休憩することが多いのも面白い習性です。このとき、太い後ろ足を放り出してぺったりと止まるので、少し離れたところから見ると、鳥の糞が葉に落ちているようにしか見えません。ひょっとしたら、奇妙な太い足は、この擬態のためにあるのかもしれません。
2021-07-18 撮影
アシナガモモブトスカシバの吸蜜の様子を観察することができました。見る度に思うのですが、いったい何のためにこのような足が必要なのでしょうか。吸蜜の様子を見ていても、後ろ足はぶら下げているだけで、何の役に立っている様子も見えません。ぼろをまとっていてヨタヨタ飛ぶように思いますが、飛翔能力はさすがにスカシバです。花から花へ素早く移り、ホバリングしながら蜜を吸います。摩訶不思議な昆虫です。
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いつものカメラではないので、ピントも甘くぶれぶれですが、せっかく撮りましたので、ポストしておきます。
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