2021年7月18日日曜日

アシナガモモブトスカシバ

アシナガモモブトスカシバの吸蜜の様子を観察することができました。見る度に思うのですが、いったい何のためにこのような足が必要なのでしょうか。吸蜜の様子を見ていても、後ろ足はぶら下げているだけで、何の役に立っている様子も見えません。ぼろをまとっていてヨタヨタ飛ぶように思いますが、飛翔能力はさすがにスカシバです。花から花へ素早く移り、ホバリングしながら蜜を吸います。摩訶不思議な昆虫です。

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いつものカメラではないので、ピントも甘くぶれぶれですが、せっかく撮りましたので、ポストしておきます。



スカシバ類の多くは蜂に擬態しているとのことです。このスカシバも腹部はルリモンハナバチやアオスジハナバチに似て、青い筋が入っていました。







もう少しマシな写真が撮りたいです。捲土重来を期しましょう。

2021-07-17 撮影


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