晴天に恵まれた日、河川敷の植物探索に出かけました。目指す植物は見つかったのですが、その付近の草に色々な甲虫やらがいて、気になりスナップしておきました。
これは初めて気づいた虫です。一見マルカメムシとよく似ていますが、星が2つあるだけでずいぶん可愛く感じます。調べてみると、タデマルカメムシだそうです。これも切羽詰まると、例の「プッ!」をやるのでしょうが、大人しくしている限り、とても可愛い。
このテントウムシのペアは、模様も異なるので、道ならぬ恋の果てか...と推測したのですが、調べてみると、これは両方ともヒメカメノコテントウで、下になっているのは通常型、上に載っているのはセスジ形らしいです。がんばれ、がんばれ!
満開のコミノネズミモチにはタイワンタケクマバチが大群(7匹程度)で押し寄せ、花の香りに寄ったように狂おしく飛び回っていました。しばらくすると、少し落ち着いて吸蜜を始めました。このタイワンタケクマバチは近年すこぶる数を増やしている外来種です。この日はこの木に、在来種のクマバチは1匹のみでした。
水際の土の上にはモンシロチョウが多数吸蜜しています。特定の場所を選ぶと言うことは、ここに何かミネラル、あるいは動物由来のもの(の名残)などあったのかもしれません。
草むらにのっそりとツチイナゴが現れました。スーッと葉裏に隠れていきます。
Photos 2022-05-24