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2020年2月16日日曜日

擬態:アシナガグモは忍者か

小枝の冬芽を調べていると、なにやら動くものがいます。アシナガグモです。少し移動するとふっと見えなくなりました。よくよく調べると、完全に枝の一部になりきっています。枝に擬態しています。

樹上でエサを探すエナガの写真を撮ると、しばしばクモをくわえていることがあります。隠れるクモと探すエナガ、どちらも生存をかけた営みです。

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桑の小枝です。一見何もいないようですが...

〇印のところに注目。

 拡大します。

 さらに拡大すると...

足を枝に沿わせて「木化け」しているクモが見えてきました。

こちらの柳の枝も、一見何もいないようです。

が、〇印に注目。

拡大すると...

やはりアシナガグモの姿が見えてきました。

冬のアシナガグモは巣を作りません。気温が上昇すると動き始め、エサを探して移動するようです。クモが動くことのできる気温では、他の昆虫も十分に動き始めるからです。食うもの食われるもの、命のやり取りが続きます。

2020.02.07.撮影
2020.02.15.記述





池端で

買い物の帰りに遠回りをして池端の野鳥を見てきました。折からの寒波でこの冬一番の冷え込み。横殴りの風が吹く中の観察です。人の出がないので、日頃は隠れていがちな野鳥の姿を認めることができました。 ヒクイナです。 タシギです。 クイナです。 晴れ間に突然カワウの一群が飛び立ったと思った...