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2024年1月26日金曜日

桜並木にて

昨夜の降雪がすっかり融けた午後に、桜並木を歩きました。

オギが主体の草原のところどころにこのような株があります。初冬に草刈りがなされたので、正体がよくわかりませんが、ススキとすれば、株にならないオギと、株立ちするススキの両方が観察できて、都合の良い場所になりそうです。


40年ほど育って巨木になったクスノキの樹皮にアオツヤカメムシが隠れていました。ファインダーで覗くとその上にも何かいます。

モンシロチョウの蛹のようです。こんなところでも越冬場所を見つけているのですね。

その少し上にもアオツヤカメムシの姿がありました。こちらは通路に面していない東側。北風もゆるく吹き、越冬場所としては良好なのかもしれません。

途中の朽ちたサクラの皮がむけて、何の虫(あるいはクモ)でしょう、蛹あるいは卵嚢とおぼしきものが露出していました。

8月に工事が終わった河川敷では、セイヨウカラシナの埋土種子が芽吹いていました。

2024-01-25

2020年3月19日木曜日

昆虫たちの目覚め:蝶2種

今日はいろいろと用事があるので、空き時間に近場の桜並木を散策しました。昨年は一面にセイヨウカラシナが咲き乱れていた斜面に今年はほとんど生えていません。少なくとも数千万個の種子を地面に撒いたはずなのに、いったいどういうことでしょう。ひょっとしたら、何らかの理由(暖冬、土中必須養分の枯渇等)かなりの部分は地中で眠ることを選択したのかもしれません。不思議です。

*****
小さな蝶が体の脇を通り過ぎて地上に降りました。おおよその方向を見ても、姿がわかりません。

じっと待つと、太陽の方向に羽を広げたので、それとわかりました。ベニシジミです。春一番に飛び回る蝶の1つで、私の大好きな蝶ですが、久しぶりに見ると、こんなに小さかったかな、と少々面食らいます。

近づくと、黒と赤の対比が鮮やかな羽根の模様が見えてきました。

しばらく行くと、今度は白いものが見えてきました。

こちらはモンシロチョウ。姿がバレバレです。

羽根の模様からして雌のようです。モンシロチョウの雄と雌は、紫外線のもとでの翼の光の反射が大きく異なります。人間の目には同じく白っぽい蝶が飛んでいるとしか見えませんが、雌のほうが紫外線を含めてよく光を反射し、オスの方はあまり反射しません。こんな小さな蝶でも人間の見えない世界をしっかりと見る能力があるようです。夜に活動する蛾はフェロモンで雌が雄を呼び寄せますが、昼間に活動する蝶の雄は視覚の鋭さで相手を見つけるのでしょうね。

2020.03.18.撮影
2020.03.18.記述




京北の林内探索

京北の樹木植物に詳しい方に案内していただいて、ホンゴウソウを探しに行きました。昨年枯れたものを見つけられたとか。目的の場所に行くと、Bingo!約20株ほどが集まって、周囲にもまばらに生えていました。ヒノキ林の林床です。そこから冬虫夏草探索に切り替え、ムシヒキアブのアナモルフ、ガ...