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2022年12月28日水曜日

冬越しの昆虫たち:Insects in winter

河川敷の冬色が濃くなってきました。ほとんどの植物が霜や雪で倒れ、朽ちていきます。冬越しの昆虫たちの姿を求めてもなかなか見付けることが難しくなってきました。そのような中で、先日は意外な場所にゴマダラチョウの幼虫を見つけることができました。また、今日は冬眠中のカメノコテントウも発見しました。散歩を兼ねた自然観察には色々とお土産がつくものです。

冬眠中のカメノコテントウ。エノキの樹下の枯れ葉の中にいました。

枯れ葉をがさごそしていたら、カメムシもお目覚めでした。

近くで拾ったオオカマキリの卵嚢。中の卵が野鳥に食べられています。

先般意外なところかで見つかったゴマダラチョウの幼虫。

元に戻して翌日探したら、その場には全くいませんでした。冬眠中も結構動き回るようです。

Photos 2022-12-25,27

2019年10月18日金曜日

観察記録:ジャコウアゲハ:冬越しの蛹たち

Byasa alcinous, the large dark butterflies that belong to the family of Papilionidae,, are turning into chrysalises. They are preparing to pass the winter. The riverbank nearby has several patches of Aristolochia debilis, a food plant of the larvae. At this season fully-grown larvae come out of the thicket, climb onto the guardrail and pupate. These winter type pupae are often darker and more colorful than their summer counterparts. For some reason, they look for the foothold on these artificial structures rather than natural ones. They persevere for at least 6 months till spring comes around.

ジャコウアゲハの幼虫が冬越しの蛹になり始めました。自宅近くの堤防道路の斜面には食草のウマノスズクサの群生があり、そこで育った幼虫がこの時期ガードレールの上で蛹になります。冬越しの蛹たちです。これら冬型の蛹は、夏型の蛹と異なり、色が濃く鮮やかなのが特徴的です。蛹たちは厳しい冬を乗り越えて約6ヶ月の長い眠りにつきます。

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蛹化した終齢幼虫です。弓なりになって踏ん張るような姿が、とても可愛い。


典型的な冬型の蛹です。夏型よりも地の色が濃く、また柄模様の赤色も濃く見えます。

より色の濃い個体です。蛹の色はどのように成虫の色に反映するのでしょうか。

一本の支柱を3匹が蛹化の場所として選びました。最も低い位置にあるものは、地上約10センチほどで、泥や雪をかぶることが考えられます。

地上には、どのような原因によるのか、命果てた蛹が横たわっていました。生存のための厳しい試練が、すでに始まっています。
2019.10.17.撮影
2019.10.17.記述





京北の林内探索

京北の樹木植物に詳しい方に案内していただいて、ホンゴウソウを探しに行きました。昨年枯れたものを見つけられたとか。目的の場所に行くと、Bingo!約20株ほどが集まって、周囲にもまばらに生えていました。ヒノキ林の林床です。そこから冬虫夏草探索に切り替え、ムシヒキアブのアナモルフ、ガ...