2022年3月20日日曜日
桜並木を歩く:Walking down the cherry tree lane
2022年3月17日木曜日
ゴマダラチョウの幼虫保護:Taking care of the Gomadaracho (Hestina persimilis japonica) larva
知人が拾って来たゴマダラチョウの幼虫を保護しています。何でもガードレールの上を這っていたとかですが、昆虫に詳しいこの方は樹木にはあまり詳しくなくて、扱いがわからずに持ってこられました。エノキはまだ芽吹いていませんが、つぼみはふくらんだものもあるため、一枝手折って幼虫を止めました。しばらくすると幼虫は枝のつぼみをワシワシと食べ始め、一つの芽を丸ごと食べてしまいました。しばらく飼って様子を観察したいと思います。
We are taking care of a larva of a Gomadaracho butterfly that was picked up by a friend of mine. The larva was crawling on the guardrail, but this person, who is familiar with insects, is not so familiar with trees and brought it to me without knowing how to handle it. The enoki trees have not yet sprouted, but some buds were puffy, so I snapped off a branch and put the larva on it. After a while, the larva began to chew on a bud on the branch and ate an entire bud. I would like to keep it for a while and observe how it grows.
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Photos 2022-03-16
2021年4月2日金曜日
ゴマダラチョウの幼虫:再び梢へ
樹を降りて枯れ葉の中で冬眠していたゴマダラチョウの幼虫が、春になって再びエノキに登るところを見たいと思い探していました。あちこち探して、やっと見つけることができました。この季節限定の光景です。まだまどろんでいるのか動きがありません。観察のみにして、そっとその場を離れました。
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枝の付け根にかけて体を休めているようです。
顔を伏せて、まだまどろんでいるようです。
2021.03.27.撮影
2021年2月2日火曜日
キティちゃん顔のイモムシ:ゴマダラチョウの越冬幼虫
昨年は2月末にゴマダラチョウの越冬幼虫を探しに出かけましたが、今年はひと月早めに探してみました。そのときのメモです。
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ゴマダラチョウの幼虫の食樹はエノキです。河川敷でこれ、と目星をつけておいたエノキの根元の葉をそっとめくっていきます。探すこと約10分、見つかりました!下の写真の中にいるのですが、わかりますか?
2020年2月28日金曜日
三川合流:春の息吹:かわいいゴマダラチョウ
家にいると気の滅入るニュースばかり入ってくるので、空気のよい戸外で自然観察して気を晴らすのが一番です。午前中淀地区での用事を片付けた後、午後から三川合流を観察してきました。早春の花が咲き始め、木々が芽吹きを始めています。昆虫たちも冬眠から目覚めつつあります。いくつかめぼしいものをポストしておきます。
越冬幼虫は肉角が短くて、キティちゃん顔がとても可愛いです。顔がパンダと似ているという意見も。
先日見たアブラチャンが咲き始めていました。クスノキ科の潅木です。「ヘイ!」と片手をあげたチアリーダーのようです。
こちらは両手にポンポンを持っているようです。ちょっとCheer upされます。
コナラの木が2本あるようです。これはそのうちの1本。
ニワトコのつぼみがかなり膨らんでいます。あちこちにあります。
ニワトコの老木の樹皮です。古木の風格があります。
2本目のコナラです。これはまだ枯れ葉がついたまま。
シュロの中央にはキイロテントウがたくさん冬眠中でした。
ナナミノ木のようです。
突端近くのアブラチャンの花は盛りでした。
スイカズラのようです。
キイロテントウは小さくて目玉模様がはっきりしていて、かわいらしいです。
このように連れもって冬眠です。
古いカマキリの卵を布団にしているものもありました。
大蛇!と思ったら...
倒木に生えたスエヒロタケです。淡雪が乗っているように見えます。下半分に生えないのはなぜでしょうか。
2019年12月17日火曜日
京都御苑散策:ゴマダラチョウの越冬
拡大します。
これでわかるでしょう。
体長は約1.5センチ。
ほとんど動かずにひたすら冬の寒さを堪え忍びます。無事に冬を越えることを願って、木の根本に返しておきました。
御苑では名残の紅葉がきれいに色づいていました。
池端で
買い物の帰りに遠回りをして池端の野鳥を見てきました。折からの寒波でこの冬一番の冷え込み。横殴りの風が吹く中の観察です。人の出がないので、日頃は隠れていがちな野鳥の姿を認めることができました。 ヒクイナです。 タシギです。 クイナです。 晴れ間に突然カワウの一群が飛び立ったと思った...
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One week ago, Macroglossum pyrrhosticta , or burnt-spot hummingbird hawkmoth, which I had been breeding, pupated. The egg was laid on Septe...
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京都の河原で気軽に化石が拾えるとは知りませんでした。化石の名前はコノドント。長さ0.5ミリから1ミリ程度の、原始的な動物の歯の化石です。珪質頁岩(けいしつけつがん)という、泥岩の一種に含まれます。京都市内を流れる桂川の河原で珪質頁岩が見つかれば、ほぼ70%以上の確率(経験からの推...
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真夏の暑さをものともしないで咲き始める花にセンニンソウがあります。センニンソウはつる性の多年草で、真夏から初秋にかけて純白の花を多数付け、美しく咲きます。名前の由来は、実った種に付属する白い綿毛を、仙人のひげに見立てたことにあります。 キンポウゲ科の植物の例に漏れず有毒で、毒...