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エナガの一群が訪れました。エナガは日本ではキクイタダキについで体重の軽い小鳥で、平均体重は8グラム、1円玉8個ほどの重さです。
身の軽いエナガは柿のへたにぶら下がり、わずかに残った実をついばんでいます。
拡大します。この大きさですと、わずかな残り物でも結構な食べ応えがあるのではないでしょうか。
エナガのくちばしは、日本の小鳥のなかではもっとも短く、それ故にかわいく見えます。群れで移動し、木の実から蜘蛛や昆虫まで植物性のものも動物性の者も食べます。樹上性の鳥で、地上に降り立ったのは見たことがありません。
メジロも様子をうかがいに来ました。
小鳥たちがいなくなるとハシボソガラスが訪れました。ハシブトガラスよりは小柄ですが、それでも小鳥たちと比べると巨大です。
拡大します。エナガとは比較にならない大きなくちばしで、柿のへたをつつきます。
残り物がこんなに人気だとは知りませんでした。甘くおいしく、カロリーの高い食料なのでしょうね。
2019.12.25.撮影
2019.12.25.記述