2022年8月6日土曜日
晴れ間を狙って:A brief sunshine
2022年7月30日土曜日
萩の花の周りで:Around a Japanese bush clover
2021年8月31日火曜日
オオミノガ幼虫
This is the larva of the giant bagworm moth that I have been observing since the other day. On this particular day, the larva cut off a large leaf of an elm tree and added it to its case. As you can see in the picture, the larva is not only attaching the tip of the leaf to the case, but also the entire leaf. How can a larva that is always timid and does not show its face easily and hides in the case at the slightest stimulus be able to put such a big leaf on the case? It is a wonder.
先日来観察を続けているオオミノガの幼虫です。この日は食樹のアキニレの葉を一枚切り取って簑に加えていました。写真で見てもわかるように、先端だけを簑に付けているのではなく、葉の全体を簑に付けています。日頃から臆病でなかなか顔を出さず、少しの刺激ですぐに簑に隠れてしまう幼虫が、どのようにしたらこのような大きな葉を簑に付けることができるのでしょうか。不思議です。
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2021年8月21日土曜日
ミノムシ(オオミノガの幼虫)
オオミノガの幼虫と思われるミノムシです。オオミノガの幼虫は2年半前に松尾橋の近くで多数を発見し、数多の幼虫の発生を確認しました。昨年もかなりな数の発生を見たのですが、今年はその場所に全く発生を見ませんでした。残念です。
しかしながら、一時絶滅かと言われたオオミノガも、少しずつ個体数を増やしているようで、ところどころにその姿を見ることがあります。
下の写真は河川敷のアキニレに隠れている個体です。10日ほど観察しているのですが、今日初めて顔を出し、生きている個体であることがわかりました。
ゆったりもっさりした動きのミノムシは、見ていると、あくせく立ち働くことの価値観を見直させてくれます。あるいは、ミノムシをじっくり眺める時間を取ることの大切さを教えてくれているのかもしれません。
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2021-08-18 撮影
2020年12月28日月曜日
オオミノガは年1化か?
近所のアカメガシワで観察しているオオミノガですが、初夏に孵化して以来大幅に数を減らし、越冬体制に入ることができたのは十数匹のようです。これはこの春発見したときの簑の数より少なく、自然界での生存の厳しさを痛感しています。
そのオオミノガを先日観察していると、奇妙なことに気づきました。12月18日のことです。越冬体制に入ったはずの蓑から羽化しているものがあるのです。蓑の末端部からサナギの殻が顔を出しています。羽化するのはオスですからオスの羽化です。雌がどうなっているのかはわかりません。
正確にいつ頃羽化したのかはわかりません。いろいろと調べてもオオミノガは年1化との記載しかないので、おそらくは晩秋の陽気に浮かれて羽化してしまったのではないかと推測しますが、本当のところはどうなのでしょうか。
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2020年8月3日月曜日
ミノムシ(その後)
2020年7月28日火曜日
ミノムシの成長
こちらはニトベミノガの幼虫のように、大きな葉をまとったもの。しかし、脱皮殻をつけていないので、やはりオオミノガの幼虫です。
蓑の形は、当然のことですが、1つとして同じものがありません。
これがmother treeのアカメガシワ。雌木です。ミノムシに葉を与えても、実りは豊かです。
再びミノムシの観察です。
顔を出して、移動中のものがいました。黒々として、元気そうです。
こちらは葉の主脈を残してお食事中。蓑の口が大きく開くのに驚きます。
この個体もそうです。
梅雨の長雨が終わった頃に他の木に一部を移してみようと思います。
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