近所のアカメガシワで観察しているオオミノガですが、初夏に孵化して以来大幅に数を減らし、越冬体制に入ることができたのは十数匹のようです。これはこの春発見したときの簑の数より少なく、自然界での生存の厳しさを痛感しています。
そのオオミノガを先日観察していると、奇妙なことに気づきました。12月18日のことです。越冬体制に入ったはずの蓑から羽化しているものがあるのです。蓑の末端部からサナギの殻が顔を出しています。羽化するのはオスですからオスの羽化です。雌がどうなっているのかはわかりません。
正確にいつ頃羽化したのかはわかりません。いろいろと調べてもオオミノガは年1化との記載しかないので、おそらくは晩秋の陽気に浮かれて羽化してしまったのではないかと推測しますが、本当のところはどうなのでしょうか。
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羽化したオオミノガの抜け殻です。
2020.12.18.撮影
2020.12.26.記述
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