確認したいことがあって松尾谷に行ってきました。ついでにカギカズラの枯れ枝を観察したので、そのメモです。
カギカズラの「鈎」はなぜか1,2,1,2と対生と単生の鈎が交互に付いていますが、中には対生のみのものもあります。調べてみると、「枝が水平に出る場合は双,単を繰り返すが,枝が直立する場合には双が続く」との指摘があります(久内清孝 1967. カギカズラの枝の鈎について.植物研究雑誌 42(12): 382–383.)が、そうなる合理的な説明がありません。実際に育てて観察するのがよいと思いますが、広い庭と生育条件が整わないとかないません。身近で観察できる場所を探してみることにします。
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オイッチニ、オイッチニ、と交互に対生と単生の鈎が出る比較的太い枝。
近くにはエノキタケとおぼしききのこが二株三株と生えていました。
2020.12.27.撮影
2020.12.28.記述
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