2020年12月30日水曜日

葉痕と冬芽の勉強:アカメガシワ、センダン、ナンキンハゼ

 冬芽が楽しい季節になってきました。落葉樹でもまだ葉の付いたものもありますが、葉を落とした枝先には、葉痕と冬芽が並んでいて、それぞれの樹種で独特の表情を見せてくれます。

昨日夕方に撮影した木々の葉痕と冬芽です。コントラストが低かったので、あまり良い写真になっていませんが、メモしておきます。

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アカメガシワ。丸い葉痕と細毛に覆われた冬芽が特徴的です。ウマヅラは珍しい。


こちらは阿波踊りで踊り出しそうな冬芽。

このほかにもバンザイポーズはたくさんあります。オオカメノキのように形が揃わないで個性的なのが面白い。



アカメガシワのお隣のセンダン。昨年は背が低くて冬芽を撮影しやすかったのですが、今年は大きく育って枝を下ろすのに苦労します。丸みのある冬芽が暖かそうです。


こちらは最初何かな、と悩みましたが、昨年の記憶を頼りに...ナンキンハゼです。維管束の痕が人面に見える葉痕を持っています。一つ一つ全く異なって、個性的です。







2020.12.27.撮影
2020.12.28.記述



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