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2020年3月2日月曜日

嵐山界隈:冬芽の勉強

今日は本来ならば桂川流域クリーン大作戦の実施日ですが、新型コロナウィルス肺炎感染拡大の恐れから中止。河川敷に増えるゴミを一年我慢しなければならないとは情けないです。仲間たちと片付けられるところから微力ながら取り組んでいきます。

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中止の告知のために中之島公園に来ましたが、周知が徹底したのか、4名ほどの方が来られただけでした。用事を済ませて渡月橋から右岸をさかのぼります。

櫟谷宗像神社の参道脇の桜です。早咲きの川津桜でしょうか。渡月橋を背景に撮ろうと思うのですが、電線が張り巡らされていて、マクロレンズの固定焦点ではこれが精一杯です。

川縁のカエデの芽が膨らみ始めていました。地味ですが捨てがたい美しさがあります。

船着き場の傍にクサギの大きな株がありました。灌木であまり太い木にはならないのですが、これほどの太さのものは初めて見ました。

最も太い幹です。直径10センチくらいはあったと思います。

川縁の楓の古木が早々と新芽を出し、花を咲かせていました。

オニノゲシのロゼットのようですが、もう少し大きくならないとはっきりとはわかりません。

ホトケノザ。

オオイヌノフグリ。早朝から雨降りと曇り空で蕾が閉じています。

イズセンリョウ実をつけたまま花が咲きそうです。

虫に食われることの多い葉は元々このような形。大きく展開するものもあります。半日陰で、めいっぱい太陽光を取り込もうとしているのでしょうか。

その冬芽です。

亀山公園へ上がって、アカバナマンサクの冬芽。

花が盛りです。

花を正面から見ると、食虫植物のようで、ちょっと不気味。マンサクはやはり日本のものが清楚でいい感じです。これはちょっと派手すぎます。

栗の冬芽。

まだ葉が落ちずに残っています。ブナ科の若木や強剪定されて伸びた枝に特徴的。

その幹です。

アセビは今が盛り。赤花。



白花。


 白花の赤い花序が美しいです。

この木がなんだかよくわかりません。葉は分厚く革質で鋸歯はありません。


その幹です。

ナワシログミです。実がかなり大きくなってきました。


ナワシログミの冬芽です。

細かい芽鱗で覆われていて、独特です。


今日はここら辺までにしておきましょう。

2020.03.01.撮影
2020.03.01.記述





2020年1月14日火曜日

亀山公園:樹木の勉強+メジロ付き

少し樹木の名前を覚え始めると、これまでいかに無知であったかを思い知らされます。今日はよい天気だったので再度亀山公園に出かけました。

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早速メジロがお出迎え。

拡大すると、瞳に雲隠れの太陽と嵐山が映っています。

1羽だけでしたが、コナラの木でせっせと虫を探していました。

さて、今日のお勉強です。亀山公園には妙に似通った木が多いことに気づきました。ねじれた木です。ねじれた木の代表格はその名も「ネジキ」。しかし、そのほかにもねじれた木があります。そもそも木というものはねじれたものが多いのですが、それにしても3種ほど目立って似通ったものがあります。

まず一つ目。

そして二つ目

そして三つ目。

さて、正解は...一つ目はアセビ。

二つ目はシャシャンボ。

そして三つ目はネジキです。

調べてみると、花の形も実によく似ています。それもそのはず、この3種はいずれもツツジ科に属する木でした。分類学の分野では、遺伝子解析に基づく分類が全盛になりつつありますが、シロウトの日常的な散策では、形態学的な特徴も種類を知る上ではまだまだ大いに手がかりになります。

2020.01.13.撮影
2020.01.13.記述



2018年2月26日月曜日

松尾橋から嵐山へ:落穂ひろい

昨日の落穂ひろいです。ネコヤナギは遠くから見ると目立ちませんが、近くによると、猫の毛のような花穂が目立ちます。特に逆光を受けるときれいです。

花の一つ一つの花の造形も大変美しいです。ネコヤナギは雌雄異株で、これは雄花です。おしべの葯は、はじめ紅色で、黄色の花粉を出したあと黒くなります。咲き初めです。

空にはトビやチョウゲンボウが。
 

オオジュリンは警戒心が強く、なかなか近寄らせてくれません。

亀山公園では梅の花が3分咲きほどで、今から見頃です。桜と異なり、梅は咲きはじめたころがもっとも清楚で美しいと感じます。

馬酔木(アセビ)
このように房になるのは珍しいですね。

 by harusan




池端で

買い物の帰りに遠回りをして池端の野鳥を見てきました。折からの寒波でこの冬一番の冷え込み。横殴りの風が吹く中の観察です。人の出がないので、日頃は隠れていがちな野鳥の姿を認めることができました。 ヒクイナです。 タシギです。 クイナです。 晴れ間に突然カワウの一群が飛び立ったと思った...