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2020年12月18日金曜日

府立植物園のトキリマメ

昨日書いたタンキリマメが本当にタンキリマメなのか、気になりました。確か府立植物園の生態園にトキリマメがあったのを思い出したので、ちょいと出かけて確認してきました。

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これです。豆を見ただけではよくわかりませんが...

葉を見ると、あきらかに先端が尖っているのがわかります。

というわけで、松尾大社のツルマメは、タンキリマメということで、決着しました。

2020.12.17.撮影
2020.12.17.記述



2019年10月30日水曜日

観察行:亀岡盆地里山の植物たち

先般のコウノトリを求めた遠出で、観察した植物のメモです。

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 随所にトキリマメが実っていました。花と若い実です。

 樹上にはキヅタがつぼみをつけています。常緑のツタの類です。10~12月が花期になります。

つぼみが膨らんでいます。

ヒヨドリジョウゴです。赤い実や葉をよく見ると、ナス科の植物であることが分かります。フレンチに付いてくる極小のトマト(マイクロトマト)にそっくりです。

今年はヤマノイモのムカゴも豊作のようです。

アカネの花がまだ咲いていました。

ここのアカネはほとんどすべて虫えいになっています。本来は丸い液果が2つずつ実るところを、液果の帽子をかぶったドングリのような形になっています。ドングリと見える部分は、アカネツボミフクレフシの虫えいです。

機が熟すとこの部分だけ落下して、そのまま冬を越すカプセルになります。翌春に成虫がこの中から出現します。

付近にはイヌクグが多数見つかりました。京都府のレッドデータブック2015では準絶滅危惧種です。

花の部分(地味ですが)を拡大すると、3分裂している柱頭が見えます。

さらに拡大します。
2019.10.28.撮影
2019.10.29.記述




池端で

買い物の帰りに遠回りをして池端の野鳥を見てきました。折からの寒波でこの冬一番の冷え込み。横殴りの風が吹く中の観察です。人の出がないので、日頃は隠れていがちな野鳥の姿を認めることができました。 ヒクイナです。 タシギです。 クイナです。 晴れ間に突然カワウの一群が飛び立ったと思った...